胃袋でトマト割り完成 … 立ち飲み「ぼんそわ」(新橋)
(トマト割り)
「日乃家」を出たところで、帰路につかれるG.Aさんを見送り、残る3人はタクシーで新橋へ。にっきーさんが、まだ行ったことがないという「ぼんそわ」へと向かいます。
去年(2006年)の5月にオープンした、立ち飲みの「ぼんそわ」は、工夫あふれる安くて美味しい料理や、臨界点と恐れられる焼酎の量が入ったホッピーや酎ハイなので、あっという間に呑ん兵衛仲間の間では知らない人がいないくらいの店になっていったのでした。
店に到着したのは、午後10時前。金曜日の夜とあって、平日でも満員の店内は、予想どおり満員。でも、店の表に、はじめて見る立ち飲みテーブルが出されていて、おっとこまえH氏、にっきーさんと3人で、そのテーブルを囲み、近ごろ流行りの下町のシャンパン(ワイン(350円)+炭酸(150円))をもらって乾杯です。
店内は「ぼんそわ」の牢名主とも噂されているクマさんが、今日も当然のようにいらしていて、外の立ち飲みテーブルまで出てきてくれます。クマさんの話によると、この立ち飲みテーブルは、いつも店内が満員であることを憂いた常連さんからの寄付なんだそうで、テーブル下部には、「ぼんそわ」のシンボルマークである、お酒を飲むリスの影絵も付いている優れもの。テーブルの上部には、グラスやボトルを差し込んで置いておける穴(ホルダー)も付いています。
さらに、クマさんによると、ここのワイン「モンシェルヴァン(Mon Cher Vin)」(株式会社サドヤ)も、甲府産で、そんなに高いワインではないんだけど、街なかの酒屋では手に入れることができないんだそうです。すっきりと飲みやすくて、呑ん兵衛好みのするワインですよね。この店でワインを飲んでいるお客さんが多いというのも、うなずけます。
そうこうしているうちに店内にも少し余裕ができ、我われも外の立ち飲みテーブルから店内へと移動し、カレー肉みそ生キャベツ(250円)や、魚肉ソーセージ炒め(200円)、アボカド酒盗カマンベール(250円)といった、まさに「ぼんそわ」ならではの品ぞろえ、そして「ぼんそわ」ならではの値段の料理を楽しみます。
そこへ、ふらりと表れたのは、歩く酒場データベース、Kさんご夫妻です。いい酒場あるところに、必ずKさんご夫妻あり。いろんな酒場情報を教えてもらわなければと、いつも思いながら、お会いするたびに必ず徹底的に酔っ払ってしまって、なかなか目的が果たせずにいるのでした。
飲み物のおかわりに、トマト割りを注文すると、氷入りのグラスになみなみとたっぷりの焼酎(金宮)と、それとは別に缶入りのトマトジュースです。とてもトマトジュースの入るすき間はないので、トマトジュースをチビチビと飲みながら、それを肴(さかな)に金宮焼酎をロックでいただきます。ということは、胃の中でトマト割りができあがるってことですね!
そろそろ日付けが変わる頃になったので、本日はこれにて解散。やぁ、よく飲んだ。改めて、すごいお店ですねぇ!
ワイン+炭酸 / お通し(おひたし) / カレー肉みそ生キャベツ
魚肉ソーセージ炒め / アボカド酒盗カマンベール / トイレにも「ぼんそわ」マーク
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