酔わせて下町ツアー3 … 居酒屋「くるま」(立石)
立石での3軒目は、「酔わせて下町」のFさんが「ぜひここの鴨鍋を食べてほしい」と絶賛する、鍋物が自慢の居酒屋「くるま」です。
広い店内は、右手がテーブル席で、左手は小上がりになった座敷席。鍋物が自慢の店だからか、カウンター席はありません。
この店には2年半ほど前に、jirochoさんのオフ会で来たことがあって、そのときは小上がり席を中心とした(あふれだしてテーブル席で飲んでいる人たちもいるほどの)大宴会でした。今日は、右手一番奥側のテーブル席を囲みます。
まずは人数分のホッピーと、件の鴨鍋を注文します。
東京下町でも、このあたりはどちらかと言うと焼酎ハイボール文化圏、というよりもまさに焼酎ハイボール文化の発祥地帯ですから、どの店も基本は“ボール”(←焼酎ハイボールの略称)なのです。だから古くから続くお店では、ホッピーを置いていないお店のほうが多いのです。
ここ「くるま」のホッピーは、氷入りのジョッキに、半分くらいまで焼酎が入ったものと、それとは別に瓶入りのホッピー(ソト)が出されるスタイルです。
鴨鍋は、シメのうどんかラーメンが付いて、1人前が1,800円。メニューには「激安! くるま特選・鴨鍋」と書かれています。使っているのはコラーゲンたっぷりの合鴨のロースなのだそうで、その白身の部分はビタミンA、B2の作用で、コレステロール値を下げるとのこと。そう聞くと、なんだかご利益がありそうに思っちゃいますね。
この鴨鍋用の鴨肉。薄くスライスされたものが、たっぷりとお皿に盛られているのですが、その薄さと大きさが、まるで鴨肉じゃないみたいです。今までに見たことがあるもので近いのは、羊の肉かなぁ。こんなに大きな鴨肉もあるんですね。
今日集まったメンバーには、鍋奉行はいなくて、みなさん、どっちかというとまずはお酒が第一といったタイプ(失礼!)。私自身もそうなので、なんだか安心できますねぇ。鴨も野菜も、適当にほうり込みましょう! それでも出来あがったら、きっとうまいに違いない。
この店は、とにかくメニューの品数が多いのが大きな特徴。壁全体を埋め尽くさんばかりに張り出された、色とりどりで、形もさまざまな画用紙に、およそ居酒屋で思いつくメニューのすべてが書き出されているのです。ナポリタンやミートソースまでありますもんね!
広いホールを担当しているのは、おかみさん1人。厨房にご主人がいるのでしょうか。
名物の鍋物は、今いただいている鴨鍋のほかに、ちゃんこ鍋(1,800円)、かき鍋(1,600円)、牛しゃぶしゃぶ、牛すき焼きなどなど。なにしろメニューが多いので、自慢の鍋も埋もれてしまうほどです。
これだけメニューがあっても、さらに日替りの黒板メニューまであるのが、おもしろいですねぇ。ここには、刺身などが480~680円ほどで書き出されています。
鴨鍋のほかにも、Fさんがオススメの厚焼玉子(380円)や、サラダなどもたのんで、ホッピー、ホッピー。まだ午後7時前なのに、どんどん出来あがっていきます。
最後は、鴨鍋に付いてくる、うどんをいただいて終了。さぁ、次はどこだぁーっ!
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