怒濤の年末年始特集2 … 「御天」「川名」「竹よし」
12月29日・土曜日の4軒目は、地下の「ゴテンズバー」から、地上の「御天」に上がって玉露ハイ(400円)や、甘くないシークワーサーサワー(400円)などをもらって、せん菜炒め(550円)。この1年を振り返ってみても、せん菜炒めには非常にお世話になりました。そもそも、この店以外で「せん菜」を見かけないんですよねぇ。最後はラーメン(680円)で締めます。決め手は、本来トッピング用のものを別皿で出してもらった生ニンニク(50円)。これを3人でシェアしてラーメンに入れるのですが、この少量の生ニンニクが効くこと、効くこと! テーブル上には、おろしニンニクがサービスで置かれているのですが、このおろしニンニクと生ニンニクは、まるで別物といっていいくらい効きが違うのです。満腹になってお勘定は3人で4,600円ほど(ひとり1,500円強)でした。
12月30日・日曜日。今日、最初に向かったのは年末最終営業日の「川名」です。「川名」は店主のマラソン参加等に合わせて1週間前後の休暇が年に数回あるほかは、年末年始だろうが、お盆だろうが、ゴールデンウイークだろうが無関係に営業をしているのですが、月曜日は定休日。ちょうど明日、大晦日が月曜・定休日なのです。
「よじかわ」(=開店時刻の午後4時に「川名」に行くこと)で店に到着すると、カウンターの一番入口近くにいるのは、新橋「ぼんそわ」の牢名主とも呼ばれているクマさんです。「今年もお世話になりました」とご挨拶しつつ、ふたりで奥の座敷席へと移ります。今日のお通し(サービス)はパイナップル。私は瓶ビール(サッポロラガー大瓶、504円)からスタートし、つまみには名物・豚煮込み(252円)をいただきます。
そのビールを飲み切ったところで、和歌山の地酒「黒牛」(462円)に塩辛豆腐(252円)をもらいます。塩辛豆腐は、その名のとおり、冷奴の上にイカの塩辛を載せたもの。日本酒にぴったりのつまみです。
年内最終営業日ということで、木耳(きくらげ)の入った湯豆腐や、煮こごり(マカロニ添え)なども出してくれて、そうこうしているうちに赤羽の大衆酒場「大久保」の最終営業に行っていたというjirochoさんも到着されて、マーボー春雨です。たっぷりと2時間半の滞在は、それぞれ個別会計で私の分は1,932円でした。
「川名」を出て、3人でタクシーで向かったのは都立家政の魚料理と天ぷらの店「竹よし」。「竹よし」は、毎年12月29日が年内営業の最終日で、30日が納会なのです。本来、残りものを平らげてしまう会なのに、今日もまた納会用の新しい食材がたっぷり。常連さんたちと、みんなでワイワイと今年の終わりを締めくくったのでした。
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