ホテルのメインバーで … バー「メイフラワー(Mayflower)」(広島)
「萬歳本店」で夕食も兼ねてちょいと飲んだ後、もう少しアルコール分を補給しようとやって来たのは、広島駅に隣接する「ホテルグランヴィア広島」のメインバー、「メイフラワー」です。
店内は、ホテルのメインバーらしい重厚な造りで、カウンター席にも、ボックス席にも、ゆったりと身体を包み込むような大きな椅子が置かれています。
火曜日の夜11時というこの時間、店内の先客は5~6人ほど。全体で45席あるという店内に、ポツンとお客が入っているといった感じです。
「いらっしゃいませ。カウンター席でも、ボックス席でも、お好きなところへどうぞ」
入口で迎えてくれた店員さんの案内にしたがって、カウンターのまん中あたりに座り、最初はスティンガー(1,000円+税・サ)をいただきます。
国内でも海外でも、知らない町に出かけたときには、ホテルのバーほど安心できる酒場はありません。ホテルの中にあるので変なお客(?)は入ってこないし、ぼられる心配はないし、しかも一見さんでも入りやすい。バーのことをあまり知らない人が、バー入門として行くにも最適な場所ではないかと思うのです。
最近のシティホテルでは、メインバーと、展望ラウンジのふたつを備えている場合が多くて、ここグランヴィア広島にも1階のメインバー「メイフラワー」と、21階のラウンジ「L&R」があります。ひとりで静かに飲んだりするにはメインバーが、友人達との二次会、三次会などでワイワイと来る場合などにはラウンジが向いているように思います。
2杯目として注文したのはマティーニ(1,000円+税・サ)です。先ほどのスティンガーはシャカシャカとシェイクして作るカクテルだったのですが、マティーニはミキシンググラスでステア(かき混ぜ)して作られます。
「こちらへは、ご出張ですか?」
カウンターの中の店員さんが、笑顔で声をかけてくれます。誰かと話したいときには会話に付き合ってくれたり、話したくないときは放っておいてくれたりするのがバーのいいところ。ホテルの中のバーでも、それは同じです。
ゆっくりと1時間ほどの滞在は2,310円でした。
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