少し値上げしたのかな … もつ焼き「秋田屋(あきたや)」(浜松町)
金曜日の今日は、会社の同僚・Iさんと浜松町駅で待ち合わせて「秋田屋」です。
今日もまた、最高気温が9度までしか上がらないという厳しい寒さの中、午後7時過ぎの「秋田屋」は、いつものように店内のみならず、外の立ち飲みテーブルまでお客さんがあふれている状態。そんな中、かろうじて空いていた入口左手の小さなステンレス製の立ち飲みカウンターに入り込んで、まずは瓶ビール(キリンラガー大ビン、580円)で乾杯します。
つまみは、この店の名物でもある、ひとり1本限定のたたき(肉だんご、220円)を注文したものの、残念ながらすでに売り切れ。Iさんは牛にこみ(450円)を、私は牛にこみどーふ(450円)をもらって、あったか物からスタートです。
焼き物は、ナンコツとカシラを2本ずつ、塩焼きでお願いします。メニューでは、もつ焼きは2本一皿で360円となっているので、それぞれ2本ずつ注文したのですが、実は1回の注文で2本以上になれば、混ぜ合わせてもいいみたいです。
前回来たときは、2本一皿で320円だったと思うのですが、その後、値上がりしてるみたいですね。1本あたりのボリュームはあるものの、1本180円となると、けっこう高い感じがしますね。そう言えば瓶ビールも550円から580円に値上がりしてるようです。
2本目の瓶ビールを飲み干したところで、飲み物をレモンハイ(400円)に切り換えます。
店の奥にはエレベーターもあって、お客さんが2階へもどんどん上がっていくんだけど、特に2階から注文が通されたり、お勘定がお願いされたりする様子はありません。
「2階はどうなってるんですか?」
と目の前のおかあさんに聞いてみたところ、
「1階とほとんど同じ感じなんですよ。ほとんど同じ位置に厨房があって、カウンター席があって、テーブル席があるんです」
なるほど。2階に上がってしまえば、2階のだけで注文からお勘定まですべて完結できるようになってるんですね。2階にも焼き台があるとは知りませんでした。
もつ焼きと牛にこみを食べ終えたところで、次なるつまみを選びます。
「自家製の漬物も、人気あるみたいなんだよね」
「ふーん。お新香(300円)と一夜漬(300円)の2種類があるのか。両方たのんでみましょう」
お新香は、大根、キュウリ、ニンジン、白菜のぬか漬を小鉢に盛り合せたもの。一方の一夜漬は、キャベツとキュウリ、ニンジンを細く切って塩でもんだものが、小鉢に山盛りで盛られます。
これは燗酒が合いそう。さっそく小徳利(550円)を1本もらいます。ここの燗酒は「高清水」。小徳利といいながらも二合徳利と大きいのです。大徳利(1,300円)は、その値段から考えて五合くらい入るのでしょうか。けっこう大きな徳利です。
この店では、ほとんどの店員さんが腰におそろいのウエストポーチを着けていて、お勘定をお願いするとその場でチャチャチャッと清算してくれます。このウエストポーチの中に、売り上げ金が入っていて、そこからお釣りなども払うようになっているようなのです。したがって、お客さんたちは自分のいる場所から動くことなく清算が終わります。
午後9時半の閉店時刻まで、あと10分ほどとなった店内は、あちこちで清算が行われています。
「こっちも、お勘定をお願いします」
と近くのおかあさんにお願いすると、伝票を手に筆算で計算。2時間半の滞在は、2人で4,980円(ひとりあたり2,490円)でした。どうもごちそうさま。
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