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きりりとホウボウ刺し … やきとり「いづ屋(いづや)」(横浜・上大岡)

ほうぼう刺身


 週明け早々から、にっきーさんと示し合わせて、上大岡(かみおおおか)に出ます。先週の火曜日から、昨夜(日曜日)まで、ずっと旅の空だったので、関東エリアで飲むのもほぼ1週間ぶりですねぇ。

 上大岡に到着したのは午後8時前。すぐ近くの酒屋の角打ち、「成田屋酒店」に心引かれつつも、ここは8時半までの営業ということで、そのすぐ近くにある立ち飲みの「じぃえんとるまん」に入ります。ところが、この「じぃえんとるまん」が、超がつくほどの満員状態。立ち飲みなので、むりやり入り込むこともできないことはないのですが、こんなに多いと、注文を通すのも大変そうです。それにしても、月曜日からこの状態とは、すごいですねぇ。

「「鳥佳」に向かいますか?」

 という話も出たものの、もしかすると「鳥佳」も同じように満席かもしれないので、まずは目の前にある「いづ屋」をのぞいてみることにします。「いづ屋」も、横浜地区の酒場ブログにときどき登場しているお店。一度、行ってみたかったのです。

 「やきとり」と書かれた白いのれんをくぐって店内に入ると、奥に向かって長い店内は、おもしろいことに入ってすぐ右手が小上がりの座敷席で、店の奥、右側がカウンター席、左側がテーブル席になっていて、こちらも店内は大盛況。

 「いらっしゃいませ」と迎えてくれるおねえさんに、「ふたりです」と申告すると、「こちらにどうぞ」と、カウンターの一番奥側を指し示してくれます。なるほど、カウンター席は空いています。グループ客が多くて、座敷席、テーブル席から埋まっちゃったんですね。

焼き鳥お任せ1人前(塩) まずは大瓶のビール(キリンラガー、630円)をもらって乾杯し、「焼き鳥お任せ1人前」(5本で500円)を、塩焼きでお願いすると、タン、豚バラ、カシラ、ハツ、レバの5本が出されます。カウンター上に置かれているニンニク風味の味噌を付けて食べるのが横浜流ですよね。焼き鳥はそれぞれ1本が110円なので、お任せ1人前だと1割ほどお得になるんですね。

 店は若い男女二人が切り盛り中。ご夫婦かと思いきや、これがご兄妹で、しかも妹さんのほうは、正規の店員さん(女性)がやって来るまでのつなぎで手伝ってるとのこと。ここ「いづ屋」は、このご兄妹の親御さんが昭和51(1976)年12月に開いたんだそうで、現在、創業31年。ここもまた、いつもお客さんでにぎわっているお店なのです。

 メニューは、20種類ほどの焼き鳥のほかに、ホワイトボードに魚介類や、季節の料理が書き出されています。その中からホウボウ刺身(520円)を注文し、飲み物は「1本だけ残ってました」と冷蔵庫の中から探し出してくれたアサヒ熟撰(小瓶、430円)をいただいてから、燗酒(「会津ほまれ」二合徳利、680円)に切り換えます。

 ホウボウ刺しの、きりりとシンプルな白身魚ならではの味わいに、「会津ほまれ」も進みます。しっかりとした身の弾力感もまたいいではありませんか。これが520円とは、安いですねぇ!

 1時間ちょっと楽しんで、ふたりで2,760円(ひとりあたり1,380円)でした。どうもごちそうさま。

店情報

《平成20(2008)年3月3日(月)の記録》

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