都内屈指の立ち飲み屋 … 割烹くずし「徳多和良(とくだわら)」(北千住)
Fさんと巡る「酔わせて下町」ツアー。立石、関屋と回って、4軒目は北千住の名店、割烹くずしの「徳多和良」にやって来ました。
都内屈指の人気を誇る「徳多和良」。土曜日の午後7時半過ぎのこの時間帯、立ち飲みとはいうものの5人も入れるかなぁ、と心配しながら引き戸を開けると、カウンターと2つのテーブルがある店内の、カウンターと奥のテーブルは満員模様ながら、入口側のテーブルには先客がわずかに二人。なんとかそちらのテーブルに立つことができました。ちょうど先客が帰ったばかりのようで、ラッキーでした。
各種ある飲み物のなか抹茶ハイ(315円)をいただいて乾杯です。
まずいただいたのは、初鮎煮浸し(525円)。この1品が、今日の最高級品です。黒板に28品書き出された今日の食べ物メニューのうち、315円のものが22品と、そのほとんどをしめており、420円のものが5品。そして525円が先ほどの1品。この値段の安さと、その値段に見合わない料理のすばらしさが、ここ「徳多和良」の人気の理由なのです。
ちなみに飲み物も通常のものは315円均一で、地酒などのプレミアものが別の値段設定になっています。
初鮎煮浸しに続いては、ふき白和え(315円)と、ばくらい(420円)をいただきます。ばくらいは、ホヤとコノワタの塩辛。これがまた自家製というのが素晴らしいではありませんか!(基本的に、すべての料理が自家製のようです。)
カウンターの奥で静かに立ち飲んでいるのは、おっとこまえH氏ご夫妻。おふたりは、つい先ごろ入籍されたばかりで、奥さまにははじめてお目にかかります。おめでとうございます。さらにカウンターの手前側に陣取るのは、お久しぶりとなるたーぼーさんです。平日のみならず、土曜日もこうやって常連のみなさん方がいらっしゃるんですねぇ。
続く料理は、海老芋とたこ焚き合せ(315円)、ふき味噌のせ豆腐(315円)、あいなめと竹の子煮付(315円)です。改めて、こんな料理が、こんな値段で食べられるなんて、と驚いてしまいます。
そういえば、こんなに美味しい料理が食べられるお店なのに、1軒目としてやって来たことがありません。今日なんて4軒目ですもんねぇ。申し訳ない限りです。今度はぜひ1軒目としてやってきて、じっくりと日本酒でもいただきながら「徳多和良」の割烹くずしを堪能したいですね。
1時間ほどの滞在。知らぬ間にFさんがお支払いを済ませてくれてました。実はここだけではなくて、これまでに回った店々でもたくさんご馳走になってしまいました。どうもありがとうございます。>Fさん
海老芋とたこ焚き合せ / ふき味噌のせ豆腐 / あいなめと竹の子煮付
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