つまみにもなる酔来丼 … 中華料理「酔来軒(すいらいけん)」(横浜市・阪東橋)
「Gaily Amaha の 未熟な舌 過敏な腸」のG.Aさんと一緒に、横浜橋にある中華料理屋、「酔来軒」に来ています。
我われのとなりのテーブルのおにいさんは、夕食に入ってきた様子。しかし、その量がものすごくて、トマトの肉団子(600円)、揚げワンタン(600円)、五目焼きそば(720円)に小チャーハン(200円)という4品を、テーブル上にずらりと並べてワシワシと食べています。4人分のつまみと考えても十分なほどの量ながら、これで合計2,120円というのも素晴らしい安さですねぇ。
「揚げワンタンは600円ながら10個入ってますからねぇ。「栄楽園」なみです」とG.Aさん。
飲み物を紹興酒(ボトルで1,400円)に切りかえて、つまみにはメニューに「酔来軒 名物」と注記されているトリカラ(特製トリの唐揚、400円)と、お母さん推薦のネギチャーシュー(700円)をもらいます。
トリカラは、丸ごと唐揚にした鶏もも肉をぶつ切りにして、煮込んだもののようで、肉がしっかりと硬くて、噛みしめるとジワッとうまみが出てきます。個人的にはこういうしっかりとした鶏肉が好きなので、ピタリと壺にはまります。これが400円というのもすごいなぁ。
ネギチャーシューは、その名のとおり、たっぷりのネギとチャーシューをざっと炒め和えたもので、お母さんによるとチャーシューのできがいいときは、もっともっと美味しいのだそうです。
店内は、小上がりも含めて、すべてのテーブルにお客さんが座っている状態で、入ってくるお客さんを「ごめんなさいね」と断っているほど。ほとんどの料理が600~800円ほどなので、ちょっと夕食に入るにも、仕事仲間と飲んだりするにも、ちょうどいいんでしょうね。
最後は、これまたG.Aさんの記事を読んで、ぜひ食べてみたかった酔来丼(400円)です。これは、丼についだご飯の上、四方に、メンマ、チャーシュー、味付モヤシ、刻みネギがのり、最後に半熟の目玉焼きがまん中にのります。それとは別に、小皿に辛子醤油が出され、これを全体にまわしかけて、グリグリと混ぜ合わすのです。
「おそらく、お店の人たちの賄(まかな)い用だったんでしょうが、これがうまいんですよ。つまみとしてもいけます」
と言いながら、G.Aさんが手馴れた手つきで酔来丼を混ぜ合わせてくれます。これが400円というのもすごいですよねぇ。
この店では、ご飯ものには+200円で小ラーメンか小ワンタンを、麺類には+200円で小チャーハンを付けることができるのだそうで、酔来丼と一緒に小ワンタンも注文すると、これがとても「小」とは思えない量です。うーむ。これが「小」なんだったら、普通のワンタン(500円)は、どんな量なんでしょうねぇ。おそるべし、酔来軒!
ゆっくりと2時間弱、楽しんで、今日はふたりで5,250円(ひとりあたり2,625円)でした。また来ようっと!
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