酒盗に漬物で無双一丁 … 大衆酒場「兵六(ひょうろく)」(神保町)
アメリカでの食事も美味しかったのですが、日本に帰ってきたらまずは和風の肴(さかな)をつまみたい。何軒かの候補店が思い浮かぶ中、成田空港から京成電車に乗り、本八幡で乗り換えて都営新宿線で神保町へ。向かったのは「兵六」です。
成田空港から都内まではけっこう遠くて、「兵六」に到着したのは午後8時前。金曜日の夜だけあって店内はほぼ満席で、ふたつあるテーブル席(4人掛け)のうち、ふたり連れが座っていたテーブルに相席させてもらって、まずはビール(キリンラガービール大瓶、750円)です。
ッカァ~ッ。よく冷えた日本のビールの、なんとうまいことよ! ほんの数日の海外とは言え、なんだか久しぶりにビールのうまさを味わったように感じますねぇ。バドワイザーもよく冷えてたんだけど、なんか違うんだよなぁ。
今日のお通し(サービス)は、ひじき。いきなり和風のどまん中、嬉しいですねぇ。
つまみに兵六あげ(450円)をもらうと、カリッと炙られた薄揚げが3個。中にはそれぞれネギ、チーズ、納豆が入っていて、一緒に出される醤油の小皿にちょいとつけていただきます。
飲み物を薩摩無双(芋焼酎湯割り、650円)に切りかえて、つまみは酒盗(350円)です。おぉっ、酒盗の旨みのすごいこと。やっぱり醗酵製品はいいなぁ。アメリカに居るときは、和食が食べたいなんてちっとも思わなかったのに、こうやって酒盗なんかをつまむと「これに勝るものはない!」と思っちゃいますねぇ。
カウンター席にも空きができたようで、この店の大常連でもある、呑んだフルさんのとなりへと移動して、今度はらっきょ(350円)をもらいます。「うーん。和風がいい!」なんて言ってたら、呑んだフルさんに「たった1週間ほど日本を離れただけじゃない。まるで何ヶ月も行ってた人みたいなことを…(笑)」と大笑いされてしまいました。
最後にさっぱりと、あかかぶ漬け(350円)をいただいて、本日は終了。さぁ、たっぷりと寝て時差ボケを直さなきゃ。今日のお勘定は2,850円でした。どうもごちそうさま。
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