これで見納め、仮店舗 … 焼き鳥「いせや」(吉祥寺)
パソコン通信時代の先輩であるebisuさん、おーばさんと3人で吉祥寺にやって来ました。
午後3時に集合し、まず向かったのは、昨年(2007年)7月に開店したという「吉祥寺麺通団」です。この店はセルフの讃岐うどん屋さんですが、ビールや日本酒、焼酎などの品ぞろえもよく、うどんにトッピングする品々などを肴(さかな)に一杯やることもできるのです。しかも、開店時刻の午前11時から、閉店時刻の午前0時半まで。そんなわけで、讃岐うどんを楽しむお客さんたちの間に混ざって、我われは生ビール(500円)で乾杯です。
生ビール1杯ずつで「吉祥寺麺通団」を出て、次に向かったのは「いせや」の仮店舗です。
昭和3(1928)年に精肉屋として創業した「いせや」は、昭和28(1953)年に木造2階建ての店舗に建て替えて、2階でスキヤキを始めました。その後、昭和33(1958)年に焼き鳥屋に転向し、今に至ります。精肉屋時代から通算すると、今年で創業80年です。
その「いせや」が、建物老朽化による建て替えのために閉店したのが、今から2年前、平成18(2006)年9月25日のこと。それ以来、吉祥寺本町のヨドバシカメラ(旧・三越)裏の仮店舗で営業を続けてきました。しかし、いよいよ建て替え工事も終了し、今年(2008年)の6月4日から新店舗での営業が再開されるそうなのです。
「仮店舗にも、ぜひ1度行っておかなければ!」
ということで、今日は、おそらく私自身としては最初で最後の訪問となるであろう、仮店舗の「いせや」へと向かったのでした。
プレハブ2階建ての仮店舗は、1階が立ち飲みのカウンター席とテーブル席、2階が座敷席2部屋という造り。我われ3人は2階の座敷席に入り、瓶ビール(サッポロラガービール大瓶、500円)で乾杯し、つまみには「本日のお楽しみ品」のレバー刺し(380円)に、自家製シューマイ(330円)、ミックス焼き鳥(4本、320円)などの「いせや」ならではの名物品を注文します。
品ぞろえも味も、仮店舗でもちっとも変わってないですね。伝統のスキヤキ(1,500円)も、ちゃんとメニューに載っています。
ビールを飲み干したところで、酎ハイ(320円)に切り替えて、梅シロップをちょろりと垂らしていただきます。
しかし、こうやって仮店舗であっても、それなりに「いせや」の雰囲気を継承しているのがおもしろいですねぇ。2年前に建てたばかりのプレハブ2階建てでも、老舗の空気が漂っているではありませんか。
6月オープンの新装「いせや」は、14階建てのビルの1~2階。古い「いせや」の雰囲気が再現されているそうですので、これまた楽しみですね。
1時間ほどの滞在は、3人で2,810円(ひとり940円ほど)でした。
1階店内は立ち飲み / 2階は座敷 / 本日のお楽しみ品:レバー刺し
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