囲炉裏前でゆっくりと … 樽酒「路傍(ろぼう)」(中野)
中野駅北口側に広がる中野5丁目の飲み屋街は、各駅ごとにそれぞれ素晴らしい飲み屋街がそろっている中央線沿線の中でも、おそらく随一の規模。そんな一大飲み屋街の深部に、「樽酒」を看板に掲げた「路傍」があります。
すぐ近くには、軍鶏料理の「竹やぶ」や、ジンギスカンの「神居古潭」、麦とろの「丸子亭」、そして人気のうなぎ串焼き店「川二郎」と、それぞれ特徴のある食べ物を提供してくれる店々が並びます。
水曜・午後10時半の店内には先客は3人ほど。
「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」
と店主が指し示してくれたのは、J字カウンターの、J字先端の部分。ちょうど目の前が囲炉裏です。
飲み物は、いつものように樽酒(800円)をもらいます。
カウンターの奥に、でんと置かれた「千福」の四斗樽からトクトクと広口にとられ、その広口から、お皿の上に置かれた1合升に樽酒が注がれます。小皿で添えられるのはお塩。さっぱりとした飲み口の「千福」は、この塩だけでクイクイと飲めてしまうほどです。
お通しとして出されたのはカツオのなまりぶし。大根おろしの上に、なまりぶしが2切れ置かれて、刻んだミョウガがトッピングされています。
今日は、神保町の「兵六」から飲み始め、地下鉄で西巣鴨の「高木」に出て、バスで池袋の「千登利」に回って、そのあとJRで中野へ。この店で4軒目です。明日、5月1日からゴールデンウィークの6連休に入るので、今日は思いっきり飲めるのでした。
囲炉裏の前で、ゆっくりと1時間ほどの滞在は1,300円でした。
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