« ホッピーの価格を推察 … やきとん「千登利(ちどり)」(池袋) | トップページ | さすがのシロたれ焼き … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野) »

囲炉裏前でゆっくりと … 樽酒「路傍(ろぼう)」(中野)

囲炉裏


 中野駅北口側に広がる中野5丁目の飲み屋街は、各駅ごとにそれぞれ素晴らしい飲み屋街がそろっている中央線沿線の中でも、おそらく随一の規模。そんな一大飲み屋街の深部に、「樽酒」を看板に掲げた「路傍」があります。

 すぐ近くには、軍鶏料理の「竹やぶ」や、ジンギスカンの「神居古潭」、麦とろの「丸子亭」、そして人気のうなぎ串焼き店「川二郎」と、それぞれ特徴のある食べ物を提供してくれる店々が並びます。

 水曜・午後10時半の店内には先客は3人ほど。

「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」

 と店主が指し示してくれたのは、J字カウンターの、J字先端の部分。ちょうど目の前が囲炉裏です。

 飲み物は、いつものように樽酒(800円)をもらいます。

 カウンターの奥に、でんと置かれた「千福」の四斗樽からトクトクと広口にとられ、その広口から、お皿の上に置かれた1合升に樽酒が注がれます。小皿で添えられるのはお塩。さっぱりとした飲み口の「千福」は、この塩だけでクイクイと飲めてしまうほどです。

 お通しとして出されたのはカツオのなまりぶし。大根おろしの上に、なまりぶしが2切れ置かれて、刻んだミョウガがトッピングされています。

 今日は、神保町の「兵六」から飲み始め、地下鉄で西巣鴨の「高木」に出て、バスで池袋の「千登利」に回って、そのあとJRで中野へ。この店で4軒目です。明日、5月1日からゴールデンウィークの6連休に入るので、今日は思いっきり飲めるのでした。

 囲炉裏の前で、ゆっくりと1時間ほどの滞在は1,300円でした。

080430a 080430b 080430c
「路傍」 / 樽酒とお通し / 店内の様子

店情報前回

《平成20(2008)年4月30日(水)の記録》

| |

« ホッピーの価格を推察 … やきとん「千登利(ちどり)」(池袋) | トップページ | さすがのシロたれ焼き … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 囲炉裏前でゆっくりと … 樽酒「路傍(ろぼう)」(中野):

» 近所の酒場をハシゴ酒(4) … 「路傍」「アルフォンソ」「さぬき亭」 [居酒屋礼賛]
4軒目:樽酒「路傍(ろぼう)」(中野)  「川二郎」を出て路地を抜けると、その角にあるのが樽酒の「路傍」です。「石松」への行きがけ(午後8時半頃)にもちょいとのぞいてみたのですが、そのときは店内がいっぱいで入れなかったのでした。10時過ぎのこの時間帯は大丈夫。先客はJ字カウンターの手前側にふたりです。  そのふたりの左側、ちょうどJ字に曲がった先端のあたりに腰を下ろすと、ちょうど目の前が小さな炉。... [続きを読む]

受信: 2008.09.07 08:06

« ホッピーの価格を推察 … やきとん「千登利(ちどり)」(池袋) | トップページ | さすがのシロたれ焼き … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野) »