閉店時刻が変わってた … 大衆割烹「ほ里乃家(ほりのや)」(鷺ノ宮)
三軒茶屋での三次会は、つい最近できたばかりという、昭和レトロをねらった酒場、「戎参(えびすさん)」で、Fさんのおすすめの牛すじ煮込みなどをいただいて、6人で7,200円(ひとり1,200円)。
三軒茶屋で解散のあと、自宅が近くの荒木又右衛門さんとふたりで、鷺ノ宮でもう一献。まずは「満月」をのぞいたものの、ちょうど日付が変わる時間帯の「満月」は、超がつくくらい満席で、まったく入れそうになく、「ほ里乃家」へと向かいます。
「ほ里乃家」は昭和43(1968)年の創業。店主夫妻で切り盛りしながら、今年でちょうど40周年となります。
店に入ると、カウンターにひとり残っていた、大常連のKさんがお勘定をして帰るところ。我われはJ字の先端のあたりに座って抹茶割り(340円)で乾杯すると、今日のお通し(200円)は味付モヤシです。
又右衛門さんが、たらポン酢(420円)を、私が玉子焼き(400円)を注文したところ、店主から「塩ラッキョウ(200円)がありますよ。今の時期だけです」とすすめられて、もちろんそれも注文。この店は、いつも旬の食材がそろっていて、季節感をたっぷりと味わえるのです。塩ラッキョウのなんと鮮烈なことよ!
たらポン酢は茹でて冷やしたタラの身をほぐして小鉢に盛り、紅葉おろしを添えてポン酢醤油をかけたもの。冷たい食感が楽しめます。
それとは反対に熱々の食感が楽しめるのが、注文を受けてから焼きあげてくれる玉子焼き。口の中でフワリととろけるようです。
「へぇ。近くに住んでるのに、はじめて来ました」と又右衛門さん。「この店は何時まで開いてるんですか?」
店主に代わって、横から「1時までですよ」と答えようとしたところ、
「12時までなんです」と店主。
「えっ。1時までじゃなかったですか?」
今度は私がビックリです。
「去年、水曜日もお休みにしたのと一緒に、営業時間も12時までにしたんですよ」
「えぇーっ! そうとは知らずに、いつも遅くにやって来てました。どうもすみません。そうかぁ。それでKさんも12時に帰られたんですね」
「そうなんですよ。もう少しは大丈夫ですから、ゆっくりしていってください」
お言葉に甘えて、又右衛門さんとともに抹茶割りをおかわりし、40分ほどの滞在は、ふたりで2,780円(ひとり1,390円)でした。
次回から閉店時刻(午前0時)に気をつけなくっちゃ!!
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コメント
ほ里乃家さん、良いですね。
以前から存在は知っていたのですが、入ったのはこの時が始めてでした。
幸福とは、以外とソバにあるモンなんですね。
投稿: 荒木又右衛門@兵六 | 2008.06.23 23:33