飲むだけの利用もあり … インスタントラーメン「さくら」(新井薬師前)
インスタントラーメンの「さくら」にやってきました。国内外、各地のインスタントラーメンが280~380円ほどで食べられるお店として有名ですが、もとは居酒屋だったので、お酒を飲みにくるお客さんも多いのです。
土曜日、午後6時半の店内には先客はふたり。それぞれ年配の男性ひとり客で、ふたりともサワー(400円)を片手に、カウンター内に置かれたテレビを見ながら、ゆっくりと過ごしています。ふたりともラフないでたちで、いかにも近所の常連さんといった風情。
私も沖縄シークワーサーサワー(400円)をもらって、つまみには赤いウインナー(300円)を注文します。
飲み物は、青りんご、レモン、グレープフルーツ、沖縄シークワーサー、ウーロン、緑茶割り、紅茶割りというサワー類がそれぞれ400円のほか、ファイト1発割りや、コーヒー割り、イモ焼酎、生ビール、日本酒がそれぞれ500円というラインナップ。
つまみも、はくさい漬、冷やっこ、赤いウインナー、ピスタチオ、冷やしトマト、柿ぴー、ほうれん草のおひたし、ネギチャーシュー、タコぶつ、青い卵の玉子焼き、おかかチーズ、杏仁豆腐がそれぞれ300円のほか、おでんが1品100円、そして缶詰類が1個200円です。
今日、店を切り盛りしているのは、さくらママではなくて、マサミさん。
「さくら」は2年前(2006年1月)にオープンした、まだ新しいお店ですが、「全国各地のインスタントラーメンが食べられる」というコンセプトが大当たりして、今や都内に4軒(ここ本店と、南砂店、秋葉原店、練馬光が丘店)のほか、対馬店(長崎県)、所沢店(埼玉県)、小山店(栃木県)、大阪日本橋店(大阪府)、熊本店(熊本県)にもフランチャイズ展開。全国9店舗の規模を誇るお店に成長しているのです。
「さくら」で食べられるラーメンは、一番安いのがチキンラーメンの190円。ネギと玉子をトッピングしてくれます。普通のラーメンは、ほうれん草、メンマ、ネギ、チャーシューを入れてくれて280円。各地のご当地ラーメンは、同じ具材が入って340円か380円。ほかにも、煮たまご、のり、コーン、バター、キムチなどが各50円でトッピングしてもらえるほか、チャーシューW、野菜セットもそれぞれ100円です。
お土産としてインスタントラーメンを持ち帰る場合には、店内で食べて280円のものは100円。340円、380円のものは、それぞれ150円、180円で販売してくれます。ラーメンを大盛り(2袋分)で注文したり、おかわりしたりする場合には、2杯目はお土産価格と同じなんだそうです。
新しく入ってきたおにいさんは、生ビール(500円)に、つまみは焼きそばの大盛り(280円+100円)を注文しています。
「焼きそばでお酒を飲む人は、けっこう多いのよ」
とマサミさん。なるほど。焼きそばならば、そのままつまみになりますものね。でも、つまみを注文したのは、私と、このおにいさんだけで、ほかの人たちはグイグイともっぱらサワーだけ。まるでバーのような飲み方です。こうやってお酒を飲んで、最後にラーメンでしめて帰るのかなぁ。
私のほうは2杯目は紅茶割り(400円)をもらおうとしたのですが、残念ながら品切れ。かわりに緑茶割り(400円)をもらって、1時間半ほどの滞在は1,200円でした。
「ラーメン、食べまなくてすみません」とマサミさんに断ったところ、
「普通に飲みに来る人も多いのよ。気にしないで」とのこと。今日のような「飲むだけの利用もあり」のようです。
そうそう。公式サイトによると、「さくら」の新井薬師本店は、6月16日(月)から近くのビルの地下に移転し、営業時間も15:00~24:00に変わるそうですので、気をつけてくださいね。(日曜定休は変わらないようです。)
「さくら」外観 / メニュー / バックバーにずらりと並ぶインスタントラーメン
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