類さん、土井中さんと … おでん「赤丹本店(あかたんほんてん)」(松山)ほか
呉(くれ、広島県)まで出張してきたついでに、週末の三連休を利用して、対岸の松山(まつやま、愛媛県)に帰省します。酒場詩人・吉田類(よしだ・るい)さんも、NHKの俳句王国収録のため松山にいらっしゃってるんだそうで、その収録終了後に「蔵元屋」で待ち合わせて、ちょいと一献です。
「蔵元屋」は、愛媛の地酒約140種類を、なんと1杯100円から立ち飲むことができる、愛媛の地酒のアンテナショップなのです。
さらに今日は、もうひとりゲストが! 焼き鳥の町・今治を全国区にした「やきとり天国」をはじめ、多数の愛媛の文化関連の著書がある、愛媛在住の土井中照(どいなか・あきら)さんです。ウェブサイト「土井中照のモンドえひめ」は拝見していたのですが、実際にお会いしたのは今日が初めてです。よろしくお願いします。
「蔵元屋」軽く喉を潤して、次に向かったのは松山市駅前のおでん屋、「赤丹本店」です。帰省のたびに、必ずのように行っている「赤丹本店」。生ビールをもらって焼き豆腐と玉子からスタートです。
松山に来たら、ぜひホウタレ(カタクチイワシ)もということで、七度洗えばタイの味と言われる刺身と、干して焼いたものの両方をいただきます。
吉田類さんは、地方にやってきても変わらぬ人気ぶりで、ここ「赤丹本店」でも色紙にサインです。書き添えた句は、まさに今日のNHK・俳句王国で発表されたばかりの「蟻運ぶ 中年男を 蒲団ごと」という句です。
この後、吉田類さんがNHKの人たちと合流されるということで、お勘定。3人で5,700円(ひとり1,900円)ほどでした。
土井中さんと私も、近くのラーメン屋でちょいと飲んでから、再び吉田類さんたちに合流し、ひとしきり飲んだ後、またNHKの人たちと別れて3人で、昭和33(1958)年創業のバー「露口」です。
都内ではときどきご一緒させていただく吉田類さんですが、こうやって地方でお会いするのもまた面白いですねぇ。土井中さんともお話しすることができて、とてもいい帰省となりました。
この後、「露口」で合流した旧友と、実家近くのバーでもう一献傾けて、すっかり午前様帰宅となったのでした。やぁ、よく飲んだ。
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コメント
うわぁ~ 赤丹本店だぁ~
今年の6月に松山にいった際は毎日いっておりました。
酢味噌のおでんが美味しくてついついよくばって食べて
しまうんですよ~。
秋か冬にまた行こうと計画しているんですが、すぐにでも行きたくなってしまいました。
投稿: ajari | 2008.08.26 09:43
ajariさん
冬場に出される猪鍋(1人前からOK)も絶品ですので、ぜひ冬にも行ってみてください。
投稿: 浜田信郎 | 2008.08.28 07:38
帰省した時に松山市駅前はよく行くのですが赤丹本店
は訪れたことがないです。おでんが評判の
お店のようですね。寄ってみたいです。
ホウタレ 食べたいなあ。両親の実家が宇和島
で里帰りした時に家の前の海で獲れた新鮮なホウタレを
よく食べていました。今はなかなかいただけませんね。
松山にも色々といい店がありますね。
投稿: シギー | 2008.09.01 17:54
シギーさん
コメント、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、松山にもいい店がまだまだたくさんありそうなのですが、まったくといっていいほど見つけられていません。
「赤丹本店」は、新宿行きの夜行バスの出発までに時間があったときに、たまたま入ったのがきっかけで、以来、帰省するたびに立ち寄っているような次第です。
投稿: 浜田信郎 | 2008.09.07 21:02