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みそ焼チキンでビール … 串焼処「くしとも」(鷺ノ宮)

みそ焼チキン


 久しぶりに焼き鳥を食べようかなぁ、とやってきたのは鷺ノ宮駅から中杉通りに沿って2分ほど南下(阿佐ヶ谷方面)したところにある焼き鳥屋、「くしとも」です。店内は右手が直線カウンター、左手がテーブル席、そして奥の小上がりで、全部で二十数名は入れる大きさ。今年で創業20年になるというこの店を、店主とそのお母さんの二人で切り盛りしています。

 瓶ビール(キリン一番搾り中瓶、500円)をもらって、焼き鳥5本セット(700円)を注文すると、すぐにお通しのクラゲ酢と、生のキャベツが出されます。

 最初に焼きあがってきたのはレバー、正肉、とり皮焼きの3本。レバーと正肉はタレ焼きで、とり皮は塩焼き。お皿には櫛切りのレモンも添えられます。塩焼きの焼き鳥にはレモンを搾りかけても美味しいのですが、もっとおすすめは卓上に置かれた壺の中のニンニク味噌をつけて食べるやり方。ピリッと辛さが加わって、実にいいのです。

 ここの焼き鳥は一皿2串で、250円、300円、350円、450円の4つの価格帯に分かれています。すなぎもや、とり皮などは250円、レバーや正肉、なんこつなどは300円、しそ巻や、ささみわさび焼などが350円、つくね(玉子付き)や手羽先、アスパラ肉巻、プチトマト巻などが450円。この他に、今いただいている串5本のおまかせセット(700円)や、串7本のおまかせセット(950円)などが用意されているのです。

 4本目として、すなぎも(塩焼き)が、そして5本目は、ささみわさび焼きが出されます。ささみわさび焼きは火の通り具合も絶妙で、ふんわりとした肉の柔らかさとジューシーな味わいが実にうれしい一品です。

 さてこれで5本セットは終了したわけですが、もうちょっと何かを食べたいところ。この店は焼き鳥以外のメニューも豊富で、たとえば鳥わさ(550円)や鳥刺(600円)、とりサラダ(400円)、とり皮おろしポンズ(400円)、親子煮(450円)、和風とり唐揚(550円)といった鳥料理や、和風豆腐サラダ(400円)、おしんこ(400円)、酢の物(400円)、いか一夜干(450円)、山いも千切り(450円)、餃子(焼・揚・水、450円)湯豆腐(400円)といった居酒屋定番の料理類、さらに仕上げ用として、お茶漬け各種(400円)や、焼おにぎり(400円)、茶そば(400円)、そうめん(400円)、うどん(かけ・冷し、450円)に、きじ焼丼(650円)、そぼろ丼(650円)、焼とり丼(650円)まで並んでいるのです。

 そんな中から、初めて食べる、みそ焼チキン(400円)を注文し、瓶ビールもおかわりします。

 丸皿で出された、みそ焼チキンは、鶏肉とネギ、ゴマ、獅子唐を炒めて、みそ味で仕上げたもの。焼き鳥もいいですが、このみそ焼チキンも鶏肉がおいしくていいですねぇ。ビールが進みます。

 1時間ちょっと楽しんで、今日のお勘定は2,500円でした。どうもごちそうさま。

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レバー、正肉、とり皮焼 / すなぎも / ささみわさび焼

店情報前回

《平成20(2008)年8月15日(金)の記録》

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 『やきとり屋』という名称で、鶏の串焼き(狭義の焼き鳥)も、豚の串焼き(焼きとん)も出す店が多いなか、ここ「くしとも」は純粋に鶏の串焼きと、それに関連する一品料理を出すお店。焼きとんはありません。  店主の小山朋二さんが、「居酒屋というよりは、家族連れも来れる食事処を」というコンセプトでこの店を開店したのは平成元年のこと。来年で創業25年を迎えます。  瓶ビール(キリン一番搾り中瓶、500円)をも... [続きを読む]

受信: 2013.08.27 22:01

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