宴席前に寄り道ビール … 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地)
仕事関係の宴席で築地に出てきました。到着したのは午後7時前。宴席の開始は7時半からなので、まだ30分ちょっと時間があります。外は暑いし、せっかくなので「ねこ屋」で生ビールの1杯もいただいてから宴席に向かうことにしましょうか。
築地の「ねこ屋」は、「まりみるのおいしい生活日記」の主宰である、まりみるさんが今年の3月に開店した居酒屋で、まだ開店5ヶ月にもかかわらず、美人女将の美味しい手料理と、厳選地酒の店として、予約しないと入りにくいほどの人気店になっています。
美人ということももちろんですが、それよりなにより、まりみるさん自身がもともと居酒屋めぐり、中でも大衆酒場めぐりを趣味にされていて、お客の目線からみたいい酒場というのをよく知った上で店を切り盛りされているというのが、この人気の大きな理由なんじゃないかと思います。
トントントンと鉄の階段を上がって2階へ。「ねこ屋」の入口は2階にあるのです。入れるかな? こんばんは。
「あぁーっ、浜田さーん」
ニッコリと喜んでくれる美人女将。『来てよかったなぁ』と嬉しくなる瞬間です。
「7時半からこの近くで飲み会なので、今日は生ビール1杯だけ飲ましてもらえますか。ごめんね」
「いいえ、とんでもない。わざわざ寄っていただいて、ありがとうございます」
と生ビール(600円)と、今日のお通し(席料込みで500円)の冬瓜の煮たのを出してくれます。
そうそう。「ねこ屋」の営業情報は、先ほどご紹介した「まりみるのおいしい生活日記」に載ることも多くて、今日は冬瓜の煮物があることが書かれていたのです。これがその冬瓜ですね。どーれどれ。なるほど、カレー風味でとてもやわらかい。これは美味しいなぁ。
今日は座敷席にはお客さんが入っているものの、カウンター席は私のほかは、女性がひとりだけ。この女性は「米山」(赤羽)の常連さんで、女将とも、店を出す前からの知り合いなんだそうです。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、もう出発しなければいけない時間です。お勘定は1,100円。
「行ってらっしゃーいっ!」
カウンターの女性と女将のおふたりに見送られながら、宴席へと向かったのでした。
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