数量限定の新作焼き鳥 … 焼き鳥「鳥やす本店(とりやすほんてん)」(高田馬場)
日暮里から、山手線でグルリとまわって、今日の2軒目は高田馬場の「鳥やす本店」です。
金曜日、午後8時半の「鳥やす」は今日も満席。「今、お会計をされているお客さんがいらっしゃいますから、少しだけお待ちください」と店のおにいさんが声をかけてくれて、店の外で待つこと20秒ほど。すぐに店内に案内されると、すでにカウンター席の一角にお絞りと、お通しの小おろし(60円←税抜き表記。以下同じ)が置かれて、私の到着を待っている状態です。
その席に座りつつ、おにいさんに燗酒(「富翁」本醸造、320円)と、もつ煮込み(300円)を注文します。
この店には煮込みと、もつ煮込みという二つの煮込みメニュー(ともに300円)があり、煮込みは根菜類と手羽先の煮込み、もつ煮込みは豚の内臓(ガツ、シロなど)とコンニャクの煮込みなのです。前回、煮込みをいただいたので、今回はもつ煮込みのほうにしてみたのですが、個人的には前回の煮込みのほうが好みかな。
煮込みを食べながら、焼きあがるのに時間のかかる焼き鳥を注文します。ここの焼き鳥は、鶏の焼き鳥で、単品での注文は2本以上ずつとなります。数種類を一度に注文するときも、やっぱり1種2本以上ずつなんだそうです。うーむ。このルールがあると、ひとりではいろんな焼き鳥は食べられないですねぇ。
どれにするかちょっと悩んで、正肉(1本70円)と皮(1本70円)、そしてぼんにく(1本90円)を、それぞれ2本ずつもらうことにします。
ぼんにくというのは、数量限定の新作焼き鳥で、「ぼんちりとにんにくのはさみ焼き」を省略したもの。新作と言いながら、実は、20数年前の一時期、この店で出されていたメニューの復刻版なんだそうです。
焼き鳥が焼きあがってくるのにあわせて、飲み物はチューハイ(350円)を注文します。そのチューハイのメニューに「梅干入りできます」という注記が入っているので、その梅干入りを注文してみると、普通のチューハイとは別に、小皿に2個の梅干を出してくれます。あらら。この梅干をつまみにチューハイが飲めちゃうかも。この梅干、あとでお勘定から逆算してみたところ200円のようです。
注文の際に、あえて味付け(タレ、塩の別)を指定せずに注文してみたところ、正肉と皮はタレで、ぼんにくは塩で出されます。ただし、丸いお皿に一緒盛り。塩味のぼんにくは、他の4本のタレ焼きとは直角になるように置いて、味が混ざり合わないような配慮はしてくれているものの、食べているうちにやっぱり混ざってしまうのが残念です。
1時間ほどの滞在は、1,780円でした。ごちそうさま。
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