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三連休の中日を楽しむ … 「竹よし」(都立家政)~「秋元屋」(野方)

真ダラ生白子


 毎月第2土曜日は「竹よし」の夕食会。季節ごとの旬のテーマ食材をいただきながら、おいしい日本酒をたっぷりといただけるのです。夕食会は、会費5千円の完全予約制なので、歩留まりよく、いい食材を仕入れることができるのだそうです。

 もうひとつの裏技(?)が、夕食会の翌日の日曜日に「竹よし」に出かけること。昨日の食材が運良く残っていれば、夕食会用のいい食材をいただくことができるのです。

 昨日、10月11日(土)の、第80回目となる夕食会のテーマ食材は、北海道でとれた活けじめの真ダラ。6.7キロの大物だったのだそうです。このタラが、刺身や昆布〆(こぶじめ)のほか、あら煮、おじやで。そしてたっぷりの白子は生食と天ぷらで出されたのだそうです。副食材は松輪の秋サバで作った棒鮨(ぼうずし)に、アンキモ豆腐とカニミソ豆腐。うぅーっ、酒じゃ、酒じゃ、酒持ってこーい! って感じですね。

 で、翌日の今日はどうかな。メニューには北海産・真ダラの昆布〆(700円)や、白子生食(600円)、真ダラの肝(きも)酒蒸し(600円)、そして松輪の秋サバの刺身(700円)といった昨日の食材が載っています。やぁ、良かった良かった。

 となりに座る大常連のTmさんが冷酒(高清水300ml、600円)で松輪の秋サバをいただいているので、私は瓶ビール(アサヒスーパードライ中瓶、500円)を1本いただいて喉を潤した後、燗酒(菊正宗、350円)と真ダラの白子生食(600円)をもらいます。白子を生で食べられることはあまりありませんもんね。

 さて、ここで今後の夕食会のご紹介です。

 第81回は、11月8日(土)にすでに終了しています。テーマ食材はカワハギ、副食材はクジラでした。第82回は12月13日(土)の17:00からで、食材はアンコウの予定です。なんと言ってもアンコウ鍋かな。そして第83回は年が明けて1月10日(土)の17:00から。新春スペシャル食材は寒ブリの予定だそうです。これまた楽しみですね。

 閑話休題。今日は三連休の中日(なかび)とあって、「竹よし」はお客さんも多く、まるで昨日の夕食会の続きのようにワイワイと盛りあがります。

 私もさらに真ダラの昆布〆(700円)ももらって、燗酒(菊正宗、350円)もどんどんおかわりです。

 ふと気がつけばもう8時。燗酒5本(5合)で3時間も長尻(ながっちり)してしまい、お勘定は3,750円でした。

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ビールとお通し / 松輪の秋サバ / 今日の刺身盛り合せ

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真ダラのきも酒蒸し / ニラと玉子炒め / 真ダラの昆布〆

・「竹よし」の店情報前回

            ◆   ◆   ◆

豚足の炙り


 「竹よし」で、真ダラを堪能しつつ燗酒を5合ほどいただいたものの、そこは三連休の中日(なかび)の気楽さ。もう1軒、近くのやきとん屋、「秋元屋」に行ってみることにします。

 「秋元屋」に到着したのは午後8時20分。うわぁーっ。店の表のテーブル席までお客さんであふれ返らんばかりの盛況ぶりではありませんか。さすが沿線の人気店ですねぇ。

 しかし、店の外で待っている人まではいない状態なので、「ひとりですけど…」と声をかけてみると、「奥のテーブル席で相席になりますけどいいですか?」とすぐに入れてもらうことができました。ラッキー!

 5本の燗酒で、口内も甘ったるくなってるので、ここは一発、三冷ホッピー(380円)で行きますか。つまみもまずは、さっぱりとお新香(200円)です。

 そこへ、近くのお客さんから「豚足の炙(あぶ)りを!」という注文が飛びます。ほぉ。豚足(300円)は炙ってもらうことができるんだ。

 学生時代に福岡にいたとき(今から30年近く前)は、豚足と言えば炙って出てくるのが普通だったのに、こちら東京では、たいていの場合、ゆでて冷ました豚足なんですよねぇ。それもそれで好きなんだけど、炙った豚足も捨てがたい。私もさっそく豚足の炙り(300円)を便乗注文します。

 こうやって炙ることで、より脂ギッシュになった豚足を、口のまわりをテカテカさせながらかじって、焼酎でグイッと流す。ックゥ~~ッ。たまりませんなぁ。

 三冷ホッピーをもう1杯もらって、やきとんは、ガツとテッポウの醤油焼きに、チキンボール(つくね)の塩焼きを1本ずつ注文します。

 午後9時半まで、1時間ちょっとの滞在は1,760円でした。やぁ、よく飲んだ。

081012g 081012h 081012i
「秋元屋」 / ホッピーとお新香 / やきとん

・「秋元屋」の店情報前回

《平成20(2008)年10月12日(日)の記録》

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