名物・レバ刺しタレ塩 … もつ焼き「カッパ」(荻窪)
うなぎの「川勢」を小一時間で切り上げて、荻窪での2軒目は、同じ荻窪駅北口商店街の中にある、もつ焼きの「カッパ」です。いつも満席で入れないことが多いんだけど、今日はどうかな!?
開けっ放しの入口越しにのぞき込んだ店内は、なんとけっこう空いてます。
よしっ、とばかりに入り込み、コの字カウンター(コの右辺が入口側)の左奥(コの字で言うと左下の位置)に入り込んで、燗酒(290円)にレバ刺しのタレ塩(2本で200円)、そしてお新香(200円)をもらいます。
今日の焼き台は店主。久しぶりに入れた前回は、時間が遅かったこともあって、すでに焼き手がおねえさんに交代したあとだったので、店主のもつ焼きを食べるのは実に2年ぶりです。
ここ「カッパ」では、コの字カウンターの中には焼き手がひとりだけいて、カウンター全体を切り盛りします。カウンターの奥の部屋には下ごしらえや、食器洗いなどのための別の間があって、そちらにも2名ほどのスタッフがいて、全体としては3人ほど切り盛りしている状態になります。
表側(カウンターの中)は、焼きに加えて、お客さんの注文を受けるのと、注文された品物を出すの、そしてお勘定をしたり、片付けたりを担当します。裏方さんたちは、表側に出てくることはほとんどなくて、表側との品物のやり取りのときにその存在を感じるくらいです。
私が注文した燗酒も裏側で用意されて、表側とをつなぐ小さな窓越しに出されたものを、店主が受け取って、目の前のカウンターに出してくれます。
もつ焼きも、通常のものはカウンターの付け根のところに置かれたバットの上に、ずらりと並べられているものが焼かれ、数が少なくなってくると奥から補充されます。しかし、鮮度が命のレバ刺しだけは、直接奥の冷蔵庫から出されます。
レバ刺しといっても、焼くためのレバと同じものを生で出してくれるので、串が打たれています。「宇ち多゛(うちだ)」(立石)のレバ生もそうですよね。
そのレバ刺しを、タレ塩という味付けでもらうのが、この店ならではのやり方。もちろん「レバ刺しをタレで」、あるいは「レバ刺しを塩で」という注文もできて、この場合はタレなら、生のレバをトプンとタレ壷につけてから出してくれるし、塩なら、生のレバにパラリと塩を振って出してくれます。しかし、ほとんどの常連さんたちはタレ塩です。この場合、まずトプンとタレ壷につけてから、さらに塩をパラリと振って出してくれるのです。
レバは、外から見ただけでは味が分からなくて、切って、食べてみるしかないんだそうです。しかも1頭ごとに、甘みがあったり、ちょっと苦味があったりと、その味わいも異なっています。甘みのあるレバには塩が、苦味があるレバにはタレが合うように思うのですが、食べてみるまでどっちかが分からないのがネックなんですよねぇ。
そんなときに、このタレ塩という味付けならば、どちらにでも合うのでした。
燗酒(290円)をおかわりして、今度はトロ(2本で200円)をタレでもらいます。トロというのは直腸のこと。テッポウと呼んだり、上シロと呼んだりするお店もありますが、トロという名のとおり、とろりとやわらかい弾力感が直腸の持ち味です。焼き具合も抜群ですねぇ。
これまた1時間弱の滞在は、1,180円でした。どうもごちそうさま。
店は私が入った時間帯(午後6時ごろ)だけが、たまたま空いていたようで、私が入った後すぐに満席になり、その後はずっと、ひとり帰れば、ひとり入ってくるといった満席状態でした。相変わらず大人気店ですねぇ。
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