美人女将の店で日本酒 … 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地)
今日の1軒目、「河本」も、2軒目としていった「大坂屋」も女将が切り盛りするお店。せっかくなので3軒目も女将が切り盛りするお店に行きましょう。門前仲町から都営地下鉄・大江戸線で3駅。築地市場で降りて、向かうのは和服に割烹着の美人女将の店、「ねこ屋」です。
今年の3月にオープンした、まだ開業1年も経っていないお店ながら、美人で、ナースで、料理が上手で、日本酒好き(利き酒師)という女将の人気はものすごくて、ちょっと辺鄙な場所(失礼!)だし、階段を上がった2階にあるにもかかわらず、入れないことも多いほどの人気店です。
現在、平日水曜日の午後7時過ぎ。今日は入れるかな…。
「こんばんは」
「あら。浜田さん」と笑顔を見せてくれる女将に加えて、
「あ。いらっしゃいませ~」とカウンターの一番入口側の席で振り返って迎えてくれるのは、前にも一度、この店でご一緒させていただいた、「米山」(赤羽)の常連女性、Cさんです。Cさんは職場が銀座なので、この店にもすぐにやってこれるんだそうです。
そのCさんのとなりに座らせていただいて、今日の1杯目として静岡の「天領の瀧」(純米、800円)をもらうと、お通し(席料込みで500円)として出されたのは肉じゃがです。
ここの女将は、自らも「まりみるのおいしい生活日記」という、居酒屋や料理関連(+猫も!)のブログを、ブログの黎明期である2004年ごろからやっていて、巡った酒場は300軒近く! いろんな酒場を訪問したあと、ここ築地に念願の居酒屋をオープンしたのでした。酒場好きの方が開く酒場は、ほぼ間違いがありませんよねぇ。
今日の2杯目は広島の「美穂(びほ)」(純米吟醸、800円)。
「これからはもっともっと日本酒に力を入れていきたいんです」
と女将が語るとおり、いいお酒がそろっています。
左どなりにやってきたのは、月島「岸田屋」の常連さんでもあるというTさん。なんと私の著書「ひとり呑み」を持参してくださってました。ありがとうございます。
カウンター内の厨房で作られているのは、ぶり大根煮(単品なら650円)。「へぇ~っ」と眺めていたら、「少しどうぞ」と出してくれました。見た目のとおりの美味しさはさすがですねぇ。
1時間半ほどゆっくりと楽しんで、お勘定は2,100円でした。どうもごちそうさま。
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