レバーベーコンで一献 … 洋食「センターグリル」(横浜市・桜木町)
まだまだ平日の木曜日。仕事を終えてから、友人と落ち合って向かったのは野毛の老舗洋食屋、「センターグリル」です。
洋光台にある「センターグリル洋光台店」には何度か行ったことがあるのですが、その本家本元である、こちら野毛の「センターグリル」は初めてです。楽しみ楽しみ。
店の入口には、カップスープ(230円)、スパゲティランチ(750円)、浜ランチ(1,050円)、スパゲティナポリタン(700円)、特製オムライス(850円)、カツカレー(900円)、チーズハンバーグ(ライス付、950円)という、この店の名物料理の紹介と共に「お二階へどうぞ…」という言葉が書き添えられています。
店の入口は1階にあって、本などでもよく見かける「CENTER GRILL」と書かれた、お店のシンボルマーク付きの青いファサードテントもその入口上にあるのですが、そこから入った1階店内は奥に厨房らしきところはあるもののガランとしていて、みんな奥の階段から2階に上がっていく仕組みです。
2階に上がると、階段の左手から後方(店の正面側)、および階段の右前方に二つの空間が広がっています。
「いらっしゃいませ。お好きなところへどうぞ」
と言われるままに、我われは先客の多い、階段左手側の空間に並ぶテーブル席のひとつに座って、まずはとりあえず瓶ビール(サッポロ黒ラベル中瓶、550円)を1本もらって乾杯します。
プハァーッ。うまいっ。冬になっても、やっぱり最初の1杯はビールですねぇ。
ビールを飲みながら、ゆっくりとメニューを確認しながら友人と相談し、主たる肴(さかな)はレバーベーコン(900円)にすることに決定。それを待つ間にアスパラサラダ(値段は失念)をもらうことにします。
なぜ値段を失念しているかというと、ここ「センターグリル」はお店の公式サイトがある上に、ぐるなびにも出ているので、「あとで調べよう」と思って、あまり真剣に値段チェックをしていなかったのでした。ところが、あとで見てみると、これらのサイトにはメニューの一部しか載っていなかったのでした。残念!
閑話休題。予想どおりあまり待つこともなく出されたアスパラサラダは、ホワイトアスパラにマヨネーズをかけたもの。甘みのなかに、ちょっと感じるアスパラのえぐみがいいんですよねぇ。こりゃワインかな。ワインはフルボトルが2,100円で、赤をもらいます。
そのワインが出てくるよりも早く、レバーベーコンも登場です。早いなぁ。
レバーベーコンって、どういうことなんだろう。レバーのベーコンってなに? なんて思っていたのですが、出てきてみると下味をつけて唐揚げしたレバーの横に、炒めたベーコンが添えてある、という料理でした。他にも、キャベツの千切りや、ポテトサラダ、ケチャップのスパゲティが添えられていて、けっこういいボリュームです。
そして出てきたワインは、「センターグリル」ならではの、甲州葡萄工房の塩山(えんざん)ワイン。昭和21年の開業当初から、ずっとこのワインなんだそうです。このワインがまた美味いのです。
最後にもう1品と、季節の牡蠣グラタンを追加。生ガキや、カキフライ、カキのバター焼きなどもいいですが、表面がカリッと焦げたチーズといっしょに、ベシャメルソースに絡めて、ハフハフいただくカキもまた最高の旨みですねぇ。
ゆっくりと1時間半ほどの滞在は、ふたりで5,250円(ひとりあたり2,625円)でした。
ということは、アスパラサラダと牡蠣グラタンを合わせて1,700円だったんですね。アスパラサラダが600円くらい、牡蠣グラタンが1,100円くらいといったところかな。どうもごちそうさまでした。
このあと、久しぶりとなるバー「クラーク」で、ジントニックなどをいただきながら二次会。一次会、二次会ともに洋風に過ごした、横浜の夜でした。
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