「鶴の友」が390円 … 居酒屋「ニュー信州(にゅうしんしゅう)」(渋谷)
仕事がらみの懇親会で、やってきたのは渋谷駅すぐ近くの居酒屋「ニュー信州」。この店は、美味しい日本酒を安く飲むことができるのが特長です。
店内は入口を入って、正面から左手にかけての座敷席が中心で、ここに7卓20人ほどが座れます。右手の壁際には4人掛けのテーブル席が2卓8人分。そして奥に5席程度のカウンターがあって、全部あわせると33人ほどが座れるキャパシティです。
金曜、午後7時半の店内はほぼ満席。しかしながら事前に幹事が予約してくれていたので、我われ4人はすんなりと壁際のテーブル席のひとつを囲むことができました。
まずは瓶ビール(キリンラガービール)をもらって乾杯するとともに、店のサイトに載っていた『グループ全員に「越乃寒梅」1杯をサービス』というクーポン券で、「越乃寒梅」も注いでもらいます。「越乃寒梅」は1杯が500円なので、4人だと2,000円分。すごく得した気分になりますねぇ。
お通しの小鉢(サラダ)をつつきながら、料理を選びます。午後7時半までの入店であれば、席だけの予約ができるんだそうで、今日も料理は事前注文していないのでした。
この店の料理メニューは、その日の仕入れに応じて毎日変わるんだそうですが、大きくは650円と850円の二つの価格帯に分かれています。今日は650円ものが、かます塩焼き、きす天ぷら、あなご天ぷら、そい刺し、キンメダイ刺し、高知とまと、中島とうふなどの27種類。850円ものは、活くえ刺し、活ひらめ刺し、米沢牛(A5)刺し、鶏唐揚げなどの8種類と、650円もの対850円ものが7:2くらいの比率になっています。
この二つの価格帯以外には、やっこ(350円)と、天ぷら盛り合わせ(1,500円)、刺身盛り合わせ(2,000円)の3品があるのみ。この他に、鍋物が6種類(ほぼ1,500円)と、入口近くに黒板メニューもあります。
そんな中から、刺身の盛り合わせ(2,000円)をひとつと、新じゃが煮(650円)に、新たけのこ煮(650円)を注文します。冬場は特に、こういう和風の肴(さかな)がいいですねぇ。
クーポン券の「越乃寒梅」に続いては、「鶴の友」の燗酒(390円)をいただきます。
冒頭にも書いたとおり、この日本酒の安さがこの店の大きな特長です。この「鶴の友」の他にも、「〆張鶴」や「妙高山」、「久保田」、「千代の光」などが、それぞれ1合390円です。説明書きに「地元の人たちが一番よく飲むお酒をご紹介するため、当店の地酒は基本的に二級を扱っております」と書かれていますので、普通酒なんでしょうね。ちなみに「鶴の友」の純米でも1合450円と、やっぱり安いのです。各種の焼酎も、同じく390円から、いろいろとそろっています。
料理のほうも、ふろふき大根(650円)や、やりいか焼き(650円)などを追加しながら、「鶴の友」の燗酒を何本も何本も重ねます。
料理の盛り付けが、けっこう上品(少量)なので、すぐになくなってしまうのが玉に瑕。今日は、飲み始めるとあまり食べないメンバーが多いのでなんとかなっていますが、よく食べる人がいると大変かもしれません。
午後11時半近くまでたっぷりと楽しんで、幹事から求められたお勘定はひとり4千円ずつでした。どうもごちそうさま。
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