都内での仕事を終えて … 「秋元屋」(野方)、「ペルル」(鷺ノ宮)
都内での仕事を終えて、「秋元屋」に到着したのは午後6時過ぎ。うーむ。金曜日のこの時間帯でも、けっこうお客さんが入ってますねぇ。
コの字カウンターの一番奥の席に座り、まずはホッピー(380円)を三冷白(さんれいしろ)でお願いして、つまみは煮込み玉子入り(450円)をもらいます。
三冷白というのは、ジョッキ、焼酎、瓶ホッピーの三つをキンキンに冷して作るホッピーのこと。この場合、氷は入れません。ここ「秋元屋」では、普通にホッピーと注文すると、氷入りのジョッキに焼酎を入れてくれて、それとは別に瓶入りホッピーが出されます。その他、シャリ金ホッピーというのもあって、これは三冷と同じですが、焼酎がシャリシャリに冷凍された金宮(キンミヤ)焼酎になります。お値段もちょっとアップ(430円だったかな?)。
「秋元屋」は平成16(2004)年1月30日オープン。今年で創業5年になりました。
「味噌ダレのやきとんで勝負しようと思って店をオープンしたんですが、最初は不安で不安で。お客さんが喜んでくれそうなものは何でも取り入れたんですよ」
と話してくれる店主の秋元宏之(あきもと・ひろゆき)さん。もともと大衆酒場好きだった店主は、自分が出かけていったいろんな酒場のいいところは、できるだけ真似(まね)をするように心がけたんだそうです。
「炭酸なんかもね、自分で「小島屋」(堀切菖蒲園)に飲みに行って、表に積んでいたニホンシトロンの箱の電話番号を見て電話して、仕入れられるようになったりね。まさに手探りでした」
特にむずかしかったのが肉の仕入れ先だそうで、「石松」(当時は「春」)のマスターから「この商売は仕入れ先が命だから」というアドバイスをもらったり、「やっちゃん」のマスターに仕入れ先を紹介してもらったりしながら、現在の状態になったんだそうです。
5年間、順風満帆で来たように見えて、影ではいろんなご苦労があったんですね。
焼き台が空いてきたところで、レバ、ハラミ、テッポー(各1本100円)を、自慢の味噌ダレでいただきます。ピリッと辛味の効いた味噌ダレが、どんなやきとんにも合うんですよねぇ。
飲み物のおかわりは三冷黒ホッピー(380円)。三冷を注文すると、そのたびに新しいジョッキに替えてくれます。
店を切り盛りしているのは、店主の他に、タッちゃん、ミウラさん、ケイちゃん、マイちゃん、そしてヨッちゃんの計6人。ヨッちゃんは現在、平日の早い時間にしかお店に出ていないのだそうで、本当に久しぶりにお会いしました。
最後に、ヨッちゃんにポテトサラダ(300円)を出してもらって、1時間ほどの滞在は1,910円でした。どうもごちそうさま。
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「秋元屋」を後に、本日の2軒目は「ペルル」です。いつも閉店間際に駆け込んでいるので、こんな早い時間の「ペルル」は久しぶりです。それでもお客さんが多いのがすごいですねぇ。いつも遅い時間にお会いする常連さんたちがズラリです。ということは、みなさん、この時間から閉店まで、ずっといらっしゃるわけですね!
いつものように連名でキープしているボトルを出してもらって、水割りセット(500円)でチビリチビリ。
お腹もすいてきたので、今日はパラスパ(500円)をいただきます。
パラスパは、茹であげたスパゲティに、昆布茶をパラパラ、醤油をパラパラ、そして仕上げに刻み海苔をパラパラと振りかけてでき上がります。こうやって、いろんなものをパラパラと入れたスパゲティだから、パラスパという名前なんだそうです。
3時間近くくつろいで、お勘定は1,000円でした。やぁ、よく飲んだ。
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コメント
一度秋元屋いってみたいですね。でも混んでいそうです。
投稿: ebisu | 2009.02.13 06:11