ここも朝から飲める店 … おでん「平澤かまぼこ(ひらさわかまぼこ)」(王子)
王子といえば、朝から飲める店は「山田屋」だけではありません。JR線をくぐって線路の反対側へ行くと、そこにあるのが朝10時から開いてる「平澤かまぼこ」です。これまでにも、店の前までは何度か来たことがあるのですが、いつもいっぱいで入れなかったのです。昼間のこの時間帯はどうかな?
あららー。さすがに店の外まではあふれていないものの、店内の立ち飲みカウンターには6人ほどのお客さん。これでメインカウンターはほぼいっぱいです。そのメインカウンターの背後に、壁に作り付けのサブカウンターもあるのですが、メインカウンターとの隙間(すきま)が非常に狭いので、よほど満員のとき以外は入っていくのはむずかしいかもしれません。
ふと見ると、店の入口の横にも小さな立ち飲みテーブルがあるので、今日はここでいただくことにしましょう。店内がいっぱいのときは、この小さなテーブルが店の表に出るんでしょうか。
店を切り盛りしているのは、女将さんと思しき女性ひとり。逆にお客さんは年配の男性客ばかりです。
飲み物に“北区の地酒”とコメントの入った「丸眞正宗」(300円)を注文すると、受け皿つきのコップになみなみとお酒を注いでくれます。すぐに出されるお通し(サービス)は大根の漬物です。
入口横でグツグツと煮込まれているおでん鍋から、こんにゃく、ちくわぶ、がんも、、玉子(各100円)を取ってもらって、その場で飲み物と合わせて700円の代金を支払います。なるほど。キャッシュ・オン・デリバリー(商品と引き換え払い)なんですね。
メニューに並んでいるおでんは約30種類。そのうち100円ものが8種類、150円ものが、さつま揚げ、ちくわなど12種類、200円ものが、ロールキャベツ、つぶ貝など8種類、250円ものが、たことピリ辛の2種類のほか、昆布だけがぐんと安くて30円です。
飲み物は、今いただいている丸眞正宗(300円)のほかに、サワー各種(300円)、生ビール(400円)がメニューに載っているほか、おでん鍋の後ろの冷蔵庫には瓶ビール(サッポロ、キリン)や、にごり酒もあるのが見えます。
壁には新聞記事の切り抜きが張られており、それによると、ここ「平澤かまぼこ」は昭和37(1962)年創業のかまぼこ店で、製造書は赤羽の神谷商店街にあるんだそうです。現在は二代目の店主が受け継いでいて、練り製品は自家製で、生魚から作っているんだそうです。
ここ「平澤かまぼこ」にしても、赤羽の「丸健水産」にしても、自家製のネタのあるおでん屋さんは人気がありますねぇ。
さっくりと40分ほどの立ち呑みでした。どうもごちそうさま!
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