〔コラム〕 「古典酒場 Vol.6」のご紹介
現在発売中の「古典酒場 Vol.6」(税込980円)に、私もちらりと登場していますので、今回のコラムはその宣伝です。
今号の第1特集は、山手線全駅(29駅)のおすすめ酒場を紹介するという「東京酔笑酒場決定版」。山手線を利用する人は多いけれど、すべての駅の近くの酒場を知っている人は少ないのではないかと思います。
この号でも「居酒屋通ブログ五人衆よもやま話」に登場させていただいたのですが、その対談のテーマも「山手線沿線の古典酒場」。その5人の話でも、「どんな酒場あるか知らない駅も多いよねぇ」「山手線の中で、自分が使う一部の区間はわかるけど、全駅は知らないなぁ」といった声が多かったのです。
その「東京酔笑酒場決定版」の冒頭で、美人編集長・倉嶋さんが、1日で山手線全29駅のハシゴ酒に挑戦。1駅1杯ずつ飲んでも29杯! どうなりますか。
各駅で紹介されているお店は、以下の33軒です。
東京: ふくべ
有楽町: こうじ
新橋: 大露路
浜松町: まほろば
田町: たけちゃん
品川: まえちゃん
大崎: 天志乃
五反田: かね将、五幸
目黒: 鎮海楼
恵比寿: 田吾作
渋谷: 富士屋本店、鳥竹総本店
原宿: あしどり
代々木: 山崎製麺所
新宿: 川太郎、ぼるが、ワールドワイド
新大久保: 扇寿司
高田馬場: 鳥やす本店
目白: すみれ
池袋: 千登利
大塚: こなから
巣鴨: 庚申酒場
駒込: きんらん
田端: 初恋屋
西日暮里: 菊一
日暮里: あさと
鶯谷: 秀吉本店
上野: 肉の大山
御徒町: 池田屋
秋葉原: 赤津加
神田: 神田新八
行ったことがない酒場や、知らなかった酒場も多いので、私もこれを見ながら行ってみるのが楽しみです。
もうひとつ。これはすごいなぁ、という特集が、「古典酒場選 東京新三大煮込み探訪」。かつて太田和彦さんが提唱した、山利喜、大はし、岸田屋の東京三大煮込み。今回は、オリジナルの三大煮込みを探るべく、都内各店の煮込みが紹介されています。「東京煮込み横丁評判記」の坂崎重盛さんと、「モツ煮狂い」のクドウヒロミさんの対談もおもしろい。
なぎら健壱さん、安西水丸さん、太田和彦さん、坪内祐三さん、そして吉田類さんと続いてきたインタビュー。今回登場するのは、私が師と仰ぐ、元祖「居酒屋礼讃」の森下賢一さんです。
今回は、「東京スカパラダイスオーケストラ」(←リンク先は音が出ます。)のベーシスト・川上つよしさんの「だから、僕は古典酒場へ行く。」というインタビューもあります。
私自身は、「居酒屋通ブログ五人衆よもやま話」の他に、「ホッピー×お取寄せ酒肴座談会」にも登場させていただいています。
人気の連載もの、「安西水丸の今夜も女将にほろ酔い酒」や、「成田一徹さん切り絵・商店街エレジー」、「大竹聡の萬相談診療所」、「美人利酒師 葉石かおりが案内する裏京都酒場」などももちろん載っています。
そんなわけで、今までにも増して、ものすごく盛りだくさんの一冊に仕上がっているのでした。
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