閉店前にちょいと一献 … 焼鳥割烹「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
年度の変わり目は、送別会や歓迎会などを中心とした、会社関係の飲み会が目白押し。今日も会社関係の飲み会を終えて、JR中央線・阿佐ヶ谷駅に帰り着いたのは午後10時過ぎ。まだ「川名」のラストオーダーの時間(午後10時50分)に間に合いそうです。最後に軽くひとりで飲んで、クールダウンしてから帰りますか。
「川名」には、日曜日の開店直後(午後4時過ぎ)に来ることが多くて、こうやって仕事帰りの遅い時間に来るのは久しぶりです。
店頭で焼き鳥を焼いているおかみさんに「こんばんは」と挨拶しながら店内へ。すぐ目の前のカウンター席(“1番”と呼ばれている席)が空いていたので、そこに腰をおろし、「いらっしゃいませ」と、笑顔で注文を取りにきてくれるハルカさん(店を手伝っている女性)に、氷なしの黒ホッピー(336円)とホタルイカ(399円)を注文します。
すぐに出される今日のお通し(サービス)はイチゴ2個と、さっぱりとした味付けモヤシ。追いかけるように出てきたホタルイカは、たっぷりと12ハイ。プクンとふくらんだ身が、見るからに美味しそうです。こんなに小さいのに、味わいが濃厚なんですよねぇ。その濃厚さと、黒ホッピーのちょっと香ばしい味わいがよく合うこと。
それにしても「川名」は、この時間帯もお客さんでいっぱいなんですねぇ。日曜日の開店直後とは違う常連さんたちが多いのも面白い。曜日ごと、時間帯ごとに違う常連さんがいるんでしょうね。
もしかすると、曜日によって、時間帯によって、ローカルルール(=その店独自の約束事。関連記事)が違ってたりすることもあるのかも! ローカルルールは、常連さんたちの間の共通常識(不文律)的なところがあるので、常連さんのグループが違うと、また違うローカルルールが存在していても不思議じゃないですもんね。
ホタルイカに続いては、うなぎ串(168円)と、初めて目にするメニューであるカリフォルニアにんにく焼き(189円)を注文します。
すぐに出てきたのはうなぎ串。これは串に刺したミニ蒲焼(短冊焼き)といったもので、あらかじめ焼きあがっているうなぎ串を温め直してくれるだけなのでできあがりが早いのです。
そしてカリフォルニアにんにく焼きも焼きあがってきました。なるほど。ちょっと小ぶりのニンニクなんですね。外の皮が付いたまま、丸ごと真っ黒になるまで焼かれたニンニク1個に、味噌が添えられています。その真っ黒の皮を剥(む)くと、中からはホクホクのニンニクが出てきます。さすが炭火焼き。いい火の通り具合ですねぇ。
「ラストオーダーです」というハルカさんの声に、最後にもう1杯、氷なし黒ホッピー(336円)のおかわりをお願いします。ちなみに、「氷なし」と指定してホッピーを注文すると、三冷ホッピーが出されます。
飲み物(酒類)はひとり4杯以内。ラストオーダー時の飲み物はひとり1杯だけ、というのがこの店のルールで、これはメニューの近くにきっちりと書き出されています。
今日の仕事も一段落してきた店主ともお話をさせていただきながら、午後11時20分頃まで、ちょうど1時間ほどの滞在は1,428円でした。どうもごちそうさま。
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