キャベツはかたまりで … 炭焼「一火(いちか)」(横浜市・上大岡)
「キャベツはこうして、大きくグワッと割って、このくらいのかたまりで、ゴマ油・塩にたっぷりとつけて、こうやって食べてみてください。ガブッと。そうです。どうですか? うまいでしょう? こうやって食べてくださいよ、キャベツは」
有機キャベツ特製味噌付き(320円)を前に、そうやって食べ方をレクチャーしてくれるのは、「Gaily Amaha の 未熟な舌 過敏な腸」(至高のはらわた)主宰のG.AさんことGaily Amahaさん。
注文時に「キャベツをひとつ。ゴマ油・塩も付けてください」と注文して出てきたのがこの品。このキャベツを、ざっくりと大きなかたまりに割って、その断面にゴマ油・塩をすり込むようにしていただくのがG.Aさん流。ご自宅でも、キャベツはこの食べ方で食べられているんだそうです。
でも、このゴマ油・塩。だれでももらえるんですか?
「もちろんもらえますよ。だって、この食べ方は鳥佳のマスターから教えてもらったんですもん。キャベツはこうして食べればうまいって」
せっかく添えてくれてるニンニク味噌はどうするんでしょう?
「これはそのまま、つまみにできるんです。これだけでビールが3ガロンは飲めます(笑)」
「鳥佳」に続く2軒目として、G.Aさんが連れてきてくれたのは、上大岡駅のすぐそばにある「一火」です。「一火」は、「鳥佳」の2号店として、昨年(2008年)4月末にオープンした新しいもつ焼き屋。まもなく創業1周年を迎えます。
さすがに2号店だけあって、「一火」のメニューは、ほぼ「鳥佳」と一緒。こちらでは、「鳥佳」で食べなかったものをいただきましょうと、G.Aさんが注文してくれたのは、ツクネたれ(1本150円)、レバ生(1本150円)、ナンコツたれ(1本150円)、そして鳥佳巻きタレ(1本250円)といった焼き物類。
ツクネは串2本を芯にして、細長いラグビーボール状に仕上げた一品。レバ生は、刻みネギをたっぷりとトッピングして、ゴマ油・塩で味付けられています。ナンコツたれは、「一火」の店長・しんたろうさんの自慢の一品。黒七味をふっていただくと抜群の味わいです。
鳥佳巻きは、細く切った長ネギとエリンギを、特製味噌で和えたものを豚肉で巻いて焼いたもの。「鳥佳」のオリジナルメニューなので、こちら「一火」でも“鳥佳巻き”というメニュー名のままで出してるんですね。
「この店を任されたときは、焼き過ぎたらいけないという気持ちが強かったのか、お公家さんが焼いたようなもつ焼きになってたんですよ。どっかで吹っ切れたんでしょうねぇ。今はもう、マスター(鳥佳の店主)の焼きを完璧に引き継いでいます」とG.Aさん。
シメジ(1本250円)や、レバ塩若焼き(1本150円)、うずら~の卵(1本250円)、手羽先(1本200円)と焼いてもらい、最後は、牛さがり(1本400円)、皮たれ(1本150円)、シロたれ(1本150円)の三連発で〆て終了です。
やっぱり常連さんにナビゲートしていただくと、その店の楽しさも倍増しますねぇ。平日に、しかも名古屋からの出張帰りの日に、本当にどうもありがとうございました!>G.Aさん
あ、そうそう。「鳥佳」「一火」ともに、働いている女性が若くてかわいいのも、大きな特長のひとつですよ!
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