〔コラム〕 酒場情報も多い「東京ひとりめし」
今回のコラムは、先日(2009年4月3日)発売になった「東京ひとりめし」のご紹介です。
サブタイトルも「街なかのひとりごはんを解決!」と、完全に食事のためのムックのように見えるのですが、中を見てびっくり。
「ザ大衆食」でおなじみの、エンテツさんこと遠藤哲夫(えんどう・てつお)さんの「[信濃路]偏愛話」や、「酒とつまみ」の大竹聡(おおたけ・さとし)さんの「イケナイ昼酒」、「観音うらメモ(旧・ライト日記)」の木村衣有子(きむら・ゆうこ)さんの「よりぬきベルク通信」のほか、「街中大衆めし酒場」、「サク飲みカウンター」、「ひとりバー入門」と、我われ呑ん兵衛にとっても嬉しい記事も多いのです。
「[信濃路]偏愛話」では、鶯谷にある24時間営業/年中無休のお食事・呑み処「信濃路」を語るエンテツ節と写真の4ページ構成。しかも料理の写真がほとんどないところがおもしろいのです。
「イケナイ昼酒」で取り上げられているのは、新宿思い出横丁の「鳥園」(12:00開店)に、銀座のバー「ロックフィッシュ」(15:00開店)、渋谷の立ち飲み「富士屋本店」(17:00開店)、浅草の「鈴芳」(12:00開店)、上野の「立飲みたきおか」(07:00開店)の5軒。『あ、どーもです。へへへ、昼から飲んでます』と始まります。
「街中大衆めし酒場」では、「三州屋 銀座一丁目店」(←メディアによく登場する「三州屋 銀座店」の近くにある別のお店)や、新宿思い出横丁の「つるかめ食堂」、御徒町の「御徒町食堂」の3軒が。
「サク飲みカウンター」では、池袋の「ふくろ」、八丁堀の立ち飲み「MARU」、新橋のビアホール「ビアライゼ98」、そして神田のベルギービール専門店「ブラッセルズ神田店」の4軒が。
「ひとりバー入門」では、ホテルオークラのバー「ハイランダー」、銀座のバー「グレープフルーツムーン」、築地の「ねこ屋」の3軒が、それぞれ紹介されています。
基本的に取材拒否店である、池袋の「ふくろ」が載っていたり、創業1年という新しいお店ながら、和服に割烹着の美人女将が大人気の「ねこ屋」が載っていたりと、呑ん兵衛にもおすすめの1冊に仕上がっていると思います。(私自身や、私が書いた記事が載っているわけではありません。念のため。)
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コメント
凄く興味があり、買おうと思ったら会社の人間が既に買っておりました(笑)
非常に良くできた本、大衆酒場が載っていておしゃれと言うのは凄いと思いましたねえ(^o^)丿
投稿: 猿吉君 | 2009.04.15 09:13