定番・自家製イカ塩辛 … 立ち飲み「やき屋(やきや)」(荻窪)
阿佐ヶ谷から始まった土曜日夕方の、ひとり呑み。高円寺での2軒目を終えて、3軒目は荻窪の「やき屋」です。
店に到着したのは午後8時40分。土曜日のこの時間帯でも、けっこうにぎわっています。ちょうど先客が帰ったばかりなのか、カウンターの一角がちょうど一人分空いていて、そこに立ちます。
この店の人気の理由は、八戸産の新鮮イカ料理をはじめとする20品ほどのつまみが、ほとんど170円均一で食べられるところ。この値段ながら、刺身や焼き物は、注文してから目の前で作ってくれるのですから驚きです。
飲み物はホッピー(320円)をもらって、つまみには、いかなんこつ焼き(170円)を注文するとともに、カウンター上に大皿で置かれている何品かのつまみの中から、げそ揚げ(170円)を選びます。
いかなんこつ焼きは注文を受けてから、生から焼きあげてくれるので、少し時間がかかるのです。一方、カウンター上の大皿料理は、大皿からサッと取り分けてくれるので、すぐに出てくるのです。
そのげそ揚げをつまみながらホッピーをクイッ。うぅ~、効きますねぇ~!
ここのホッピーは、サワーグラスに氷入りで、焼酎がたっぷりと入っているので、いっぱいまでホッピーを注いでも、瓶に半分以上のホッピーが残るほど濃さ。この濃さで、短時間の立ち飲みでも強烈に酔っ払うのです。
「はい。なんこつ」
店長のゲンさんの声とともに、いかなんこつ焼きもできあがりました。最後にちょいとタレをつけて焼く、イカの香ばしさが大好きです。七味唐辛子をパラリとかけて食べるのが美味しいのです。ッカァ~ッ。ホッピーも進むなぁ。
中(ホッピーの焼酎おかわり、160円)をもらって、さぁ、次はなにを食べようかな。
おろっ。イカにぎり棒(200円)なんてメニューがある。これって新商品?
「そうだけど、もう売り切れ」とゲンさん。
そうかぁ、残念だなぁ。この店には2年ほど前まで、イカしょうが棒という、棒状のさつま揚げのようなメニューがあって、よく注文する好みの品だったのです。その復活かと喜んだのですが、売り切れちゃってましたか。
それじゃ、定番の自家製塩辛(170円)にしましょう。小鉢にたっぷりと盛られる塩辛は、この一品だけで日本酒ならば軽く2合は飲めてしまうほど。今日はホッピーと合わせていただきます。
ゆっくりと1時間ほどの滞在は990円。ホッピー2杯(セット+中1杯)と料理3品で、千円に届かないというのが「やき屋」の嬉しさですねぇ。どうもごちそうさま!
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