〔コラム〕 シメのあとに、さらにシメ!?
濱の星一徹ことiiさんと、横浜駅西口の「豚の味珍」で軽く一献。iiさんによると「味珍」のタレは、辛子をたっぷりと入れて作って、それをちょっとだけ浸(つ)けながら食べるのがいいんだそうで、さっそくやってみると、確かに美味しい。ざるそばを、辛い汁(つゆ)にちょっとだけ浸けて食べるのと同じような感覚です。
平日なので、今日はこの1軒にしておこうかなということで、横浜駅でiiさんと別れた後、新しくなった「星のうどん」で、シメのごぼう天うどん(370円)をいただきます。
「星のうどん」は、もともと相鉄線・横浜駅の構内にあって、ここでうどんを食べようと思うと、入場券を買ったり、有人改札口で事情を話してこっそりと(?)入らせてもらったりする必要がありました。
新しくなった「星のうどん」は、立ち食い形式であることは変わらないものの、厨房を挟む2本のカウンターの一方は、駅構外側に設けられ、改札を通らなくても店に入ることができるようになりました。
「うどんはさぬき、汁は薄口博多風」という「星のうどん」のうたい文句は変わっていないものの、うどんの量がちょっと減ったのかな?
ごぼう天うどんでシメたあとは、根岸線(京浜東北線)の電車に乗り込んで、一路、単身赴任寮のある磯子(いそご)方面へ、……、向かったはずだったのに、桜木町(さくらぎちょう)に着いたところで、強く後ろ髪を引かれて、ここで下車。今日もやっぱり〔野毛ちかみち〕をくぐってしまいます。
うどんも食べてお腹はいっぱいなので、今日も大勢のお客でにぎわう“野毛の関所”こと「福田フライ」も、その向かいの「三陽」「若竹」も、横目でチラリと見ながら通過します。
あらら~。今日は焼き鳥の「末広」にも空席がありますねぇ。入りたいときは行列ができてたりするのに、今日のようにお腹いっぱいのときには席が空いてたりするのがくやしいなぁ。
ジャズと演歌の「パパジョン」も通過して、野毛本通りに出たところで左へ。そのまま大岡川にぶつかった交差点で、右を見るとクレセント(三日月形)に建つ、古い野毛の象徴、〔都橋商店街〕。左を見ると新しい横浜の象徴、〔みなとみらい〕の観覧車。新旧横浜を一度に見ることができる、野毛の絶景ポイントなのです。
その〔都橋商店街〕の2階に上がり、中央部にある「ホッピー仙人」へ。白ホッピー、黒ホッピーを1杯ずつ(各500円)。黒ホッピーに合わせて燻製玉子(100円)もいただきます。ここでtamさん、プー子さんと合流し、〔都橋商店街〕向かいのバー「喫茶みなと」に入ります。
「喫茶みなと」では、映画のプロデューサーでもある渋谷店主の新作映画を見せてもらいながらトリスハイボールを1杯。ひろたろうさんもやってきました。
気がつくと、もう11時過ぎ。平日だし、そろそろ帰らなければ。みなさん、お先に!
遅い時間帯になると、京急で帰ったほうが寮の近くまで行けるので、大岡川沿いを日ノ出町駅方面へと向かいます。「ホッピー仙人」「喫茶みなと」と、ほとんど食べないで飲んでばかりいたので、なんだかちょっとお腹がすいた気がするなぁ。
というわけで、最後に立ち寄ったのは、“ホルモンひとすじ50年”の「第一亭」です。ホルモン炒めやチート生姜炒めなどで有名な「第一亭」も、基本的には中華(台湾)料理屋さん。シメの麺類やチャーハン、さらには定食なども充実しているのです。今日はタンメン(550円)をいただきます。パタン(冷たいニンニク醤油麺)に使うのと同じ太い中華麺で作られたタンメンは、「第一亭」らしい、やさしくて、やわらかい味付け。ついついスープまで完食です。
あぁ~あ。1日に2度もシメタン(シメの炭水化物)を食べてしまった。明日はバスに乗らずに、歩いて通勤しようっと。
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