今宵の〆はタンメンで … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(横浜市・日ノ出町)
「ホッピー仙人」を後に、3軒目はシメタン(=締めの炭水化物)を求めて、京急本線・日ノ出町駅近くの「第一亭」です。
さっくりと麺類で締める予定で店に入ったものの、「あら、いらっしゃい」なんて満面の笑みで迎えられると、「紹興酒のW(650円)を温かいのでお願いします」とついつい飲み物もたのんでしまいます。
今日の席は「火が上がるのを嫌がる人もいるんですよ」という、カウンターの一番奥側の、コンロの前あたり。お店の人たちとも話しやすいし、ここでジャーッという炒め音とともに立ち上る炎を見るのが好きなんだなあ。
特にホルモン炒めを作るときには、カンカンに熱した中華鍋に、一気に生の腸を入れるのが、この店の昔からの調理法なんだそうで、そのときにはゴォォーーッと一段と大きな炎が上がります。
エルマガジン社から出された「横浜本」の反響も良かったそうで、ゴールデンウイークの連休中は、この本を持った人が、ここ「第一亭」にもたくさん来てくれたんだそうです。
もともと安くて美味しいお店として、地元の人たちに愛され続けている老舗(昭和34年創業)なので、テレビ(「出没!アド街ック天国」の野毛の回にも登場)や本などで紹介されなくても、大勢のお客さんがいらっしゃってるお店だと思うのですが、そんな風に喜んでいただけると、「横浜本」で「第一亭」の紹介文を書かせていただいた私もホッとひと安心です。
さてさて、まだ紹興酒も残っているものの、そろそろ締めの麺として、今日はタンメン(550円)をいただきますか。
タンメンは塩味スープのラーメンに、野菜炒めがのっているような麺料理です。しかも首都圏エリア独特のメニューらしく、私自身、転勤で首都圏にやってくるまで、タンメンの存在は知りませんでした。
ここ「第一亭」のタンメンは太麺で、店のおねえさんも「出汁(だし)が美味しいでしょう。私も好きなんです」と話してくれるとおり、やわらかくて、やさしい味のスープが、飲んだあとにも心地好い一品です。
午後10時過ぎまで楽しんで、お勘定は1,200円でした。どうもごちそうさま。
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コメント
ボクは よく焼きそばかネギソバをいただきます。
次はタンメンにも挑戦したいと思います。
投稿: しんでん | 2009.08.04 19:24