« 焼き台横で立ち飲んで … 「西口やきとん(にしぐちやきとん)」(浅草橋) | トップページ | 新人美女がお手伝い? … 大衆酒場「だるま」(門前仲町) »

あいかわらずの大人気 … 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地)

真剣な表情で燗をつける女将


 「西口やきとん」を出て、地下鉄・都営浅草線で東銀座(ひがしぎんざ)へ。今日の2軒目は、この春から新しい店舗での営業を始めた「ねこ屋」です。

 先週、「酔わせて下町」のFさんと小岩で呑んだときに、「来週末は、ぜひ新装なった〔ねこ屋〕に行きましょう」という約束をしていたのです。

 新しい「ねこ屋」前には、「オテル趾骨」のトカゲ沢さんご夫妻も駆けつけてくれました。他の常連さんも一人いらっしゃって、5人で「ねこ屋」の開店時刻を待つことしばし。

「お待たせしてすみません」

 という女将の声で、みんなで地下1階に向かう階段を下ります。地下1階とは言うものの、深さはそんなになくて(半地下程度?)、地上からも入口が見えるほどです。

 店内は、うなぎの寝床のように奥に向かって長い造りで、入口すぐの壁際にテーブル席が1卓だけあり、その奥がL字型のカウンターになっています。L字といっても、店の入口のほうは直線カウンター的に奥に伸び、突き当りで右に折れてLになるという、店の奥に短辺があるタイプです。

 店に入った順に、私が一番奥の、L字短辺の端っこまで入り、Fさん、トカゲ沢さんご夫妻、常連さんと、ずらりと並んで席に着きます。

「遅ればせながら、新しい〔ねこ屋〕の開店、おめでとうございます」

 と女将にあいさつしながら、まずは生ビール(750円)をもらって乾杯です。

「生ビールはエビスに変えたんですよ」

 と微笑む女将は、今日も和服に割烹着姿でシャキッと美人です。

 すぐに出されるお通し(席料込み500円)は、カツオの刺身3切れ。築地が近いこともあって、いつも新鮮で美味しい魚が食べられます。

 料理好きな女将の今宵のメニューは、鮭はらす焼き(750円)、鯛かぶと煮(750円)、野菜3点(揚げ茄子・枝付き枝豆・アスパラ胡麻和え)(750円)、じゃんぼししとう・椎茸肉詰め焼き(750円)、海老と五目野菜のぱりぱり(800円)、いかの葱バターホイル焼き(750円)、かつおのから揚げおろしソース(800円)、じゃが芋のバター塩辛がけ(700円)、君盃大吟醸★地鶏もも肉の酒粕味噌漬け(900円)、ねこ顔★順子母さんの野菜オムレツ(800円)、ねこ屋名物★ねこ五目さつま揚げ(750円)、地鶏なんこつつくね・月見とおろし2種の味(750円)、すきやき風肉豆腐豆腐(800円)、自家製ぬか漬け(600円)といった品々。その他に、「ご飯炊きます★お時間40分程いただきます」と書かれた、高菜とじゃこのまぜご飯(600円)も並んでいます。

 そんな中から、女将おすすめの地酒をチビチビといただきながら、じゃんぼししとう・椎茸肉詰め焼き、いかの葱バターホイル焼き、ねこ五目さつま揚げ、すきやき風肉豆腐豆腐などを順次いただきます。

 店はすぐに常連さんたちで満席。「開店と同時にいっぱいになって、入れないことが多いよ~」という噂は聞いてましたが、ものすごい人気ですねぇ!

 そんな満席状態の中、ゆっくりと、そしてお酒も料理もたっぷりと2時間ほど楽しませてもらって、4人でのお勘定は15,000円(ひとりあたり3,750円)ほどでした。

 どうもごちそうさま。また来ますね~!

(注: 2009年7月からは、土曜日も定休日となっています。土日祝定休です。)

090620b1 090620b2 090620b3
ビルのB1が「ねこ屋」 / 店内の様子 / お通しのカツオ刺身

090620c1 090620c2 090620c3
じゃんぼししとう・椎茸肉詰め焼き / いかの葱バターホイル焼き / ねこ五目さつま揚げ

090620d1 090620d2 090620d3
〔豊盃〕 / すきやき風肉豆腐豆腐 / 〔瀧自慢〕と〔王禄〕

店情報前回

《平成21(2009)年6月20日(土)の記録》

| |

« 焼き台横で立ち飲んで … 「西口やきとん(にしぐちやきとん)」(浅草橋) | トップページ | 新人美女がお手伝い? … 大衆酒場「だるま」(門前仲町) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あいかわらずの大人気 … 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地):

» 私服姿のまりみるさん … 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地) [居酒屋礼賛]
 浅草橋のやきとん「元気」を出て、都営浅草線で東銀座へ。熊さんと向かった今日の3軒目は、築地「ねこ屋」です。  創業からまだ1年4ヶ月の「ねこ屋」ながら、和服に割烹着の美人女将の店として、新聞や雑誌にも取り上げられること多数。日本酒好き、料理好きの女将が営むお店は、いつも常連さんたちでいっぱいです。  そして今日は、土曜日だけのお楽しみ。いつもは和服に割烹着姿の女将が、土曜日だけは私服でお店に出る... [続きを読む]

受信: 2009.09.01 21:34

« 焼き台横で立ち飲んで … 「西口やきとん(にしぐちやきとん)」(浅草橋) | トップページ | 新人美女がお手伝い? … 大衆酒場「だるま」(門前仲町) »