ボリュームにびっくり … もつ焼き「お山の大将(おやまのたいしょう)」(立会川)
自宅が都内、職場が横浜なので、いつでも行けそうに思ってしまうからか、逆にあまり行くことができていない課題エリアが、品川~横浜間にある町々なのです。
水曜日の今日は、そんな町のひとつ、京急本線・立会川(たちあいがわ)にやってきました。この駅に降り立ったのは今日が初めてです。
この町をご案内いただくのは、tamさんとプー子さん。まずはプー子さん行きつけの「鳥勝」(03-3766-6349、品川区南大井4-4-2 )を目指すものの、店内は「超」が付くほどの満席状態。
「それでは次へ!」とやって来たのが、その「鳥勝」とは線路(京急本線)を挟んで反対側(東側)にある、「お山の大将」です。
豚の形の電灯看板には「大串・もつ焼・居酒屋・安心安価安直」の文字が並び、ファサードテントには「やきとん道場・お山の大将」と、入口の暖簾(のれん)には「ホルモン焼」と書かれています。
店内は左手のカウンター席と、右手の大きなフロアーにはずらりとテーブル席。こちらもまずまずの客の入りで、2卓空いていたテーブル席のひとつに座り、まずは瓶ビールからスタートです。
瓶ビールはキリンクラシックラガー中瓶とハートランドビールがあり、どちらも450円(税別、以下同じ)。珍しいハートランドビールを注文しますが、残り1本しかなかったため、クラシックラガーと1本ずつ、合わせて2本をもらって乾杯です。
すぐに出されたお通しは、脂身たっぷりのカシラ肉を茹でた小鉢もの。あったかい脂身と、たっぷっりとかけられたポン酢醤油の相性がいいこと。このお通しだけで、ビールの1~2本は飲めそうです。
串ものはナンコツ(100円)とタン(100円)を塩で、シロ(100円)、レバ(100円)、たたき(つくね、300円)をタレで注文し、その焼き上がりを待つ間に、生野菜サラダの小サイズ(400円)と自家製お新香(315円)をもらいます。
G.Aさんの「至高のはらわた」に掲載されている「お山の大将」のページを見て、ぜひ食べてみたいと思っていたのが、生卵の黄身をからめて食べるレバ刺し(500円)だったのですが、残念ながら「夏の間はお休みいたします」とのことで、今回は食べることができませんでした。
ややあって、出てきた生野菜サラダは、「これが小サイズ!?」と驚くほどのボリューム。レタスやトマト、キュウリや大根が、丸皿にこんもりと盛り上げられて、ドレッシングがかけられた上に、てっぺんにはマヨネーズがくるくるとのっています。
さらに驚くのがお新香! 大根、キュウリに、カブ、山芋、ニンジンなどが、ドカッと盛り合わされています。それぞれ1種類が300円といわれても不思議でないほどの量なのに、これで300円とは! 価格破壊だ。コンニャクのぬか漬けも入ってるのがおもしろいなあ。
続いて出てきたもつ焼きも大きいこと。“大串”という看板に偽りはありません。
周りの人たちが注文した料理を見ても、1品1品のボリュームが相当なもの。この店には、何人かでやってきて、みんなで分けあって食べるのがいいですね。ひとりだと、お通し+1~2品しか食べられないかも。
1時間ちょっとの滞在は3人で4,100円(ひとり1,370円ほど)でした。
店を出て、立会川駅のすぐ近くのもつ焼き居酒屋「いっぱちや」(03-3765-8181、品川区東大井2-23-1 )の前を通って、再び「鳥勝」へ。あいかわらずの満席状態で、「鳥勝」はまた次回の宿題とあいなりました。
自家製お新香 / ナンコツとタン / たたき(つくね)、シロ、レバ
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