珠玉の老舗酒場で一献 … 大衆酒場「斎藤(さいとう)」(十条)

東十条の「みとめ」を出て、十条中央商店街(演芸場通り)を抜けると、十条に出ます。その距離約500m。歩いて10分ほどです。
赤羽を頂点として、十条~東十条を結ぶ十条中央商店街を底辺とする二等辺三角形のエリアを居酒屋ゴールデントライアングルと呼んだりしますが、その底辺は、こんなに短い辺なんですね。もっとも、ここから赤羽までもそんなに遠くはないので(約2キロ)、この二等辺三角形は、もともととても小さいのです。
そして、十条といえば、昭和3(1928)年創業の老舗居酒屋、「斎藤酒場」です。
ひとりで「みとめ」の刺身2点盛りに、からし焼きまでいただいたので、「超」が付くほど満腹ながら、せっかく十条に来ているのに、「斎藤酒場」に立ち寄らずに帰るわけにはいきません。ちょっとだけ飲んで帰りましょう。
金曜日ながら、午後9時半という遅い時間の「斎藤酒場」は、いつものような超満員の状態は脱していて、全テーブルにお客が座っているものの、チラリホラリと空席も見られる状態。
「いらっしゃいませ。おひとり? こちらか、こちらでどうですか?」
と、スニーカー姿の店のおねえさんが、ゆっくりと座れそうな場所を指し示してくれます。店を切り盛りする女性陣は、動きやすいようにと、スニーカーをはいているんだそうです。
示された席のひとつに座ると、サッと置かれる定番のお通し(サービス)、落花生の小皿と割り箸。私も壁の飲み物メニューにザッと目を通して、黒ビール(380円)を注文すると、すぐにエビスの黒ビール(小瓶)が出されます。
「斎藤酒場」のビールは、この黒ビールのほかに、普通のビールの小瓶が360円、大瓶は490円で、サッポロビールが出されます。
おつまみには、この店の定番メニューのひとつ、ポテト野菜サラダ(200円)をもらいます。「はい、どうぞ」とウスターソースと一緒に出してくれるのがうれしいですね。
三つの定番メニューの残る2品はカレーコロッケ(2個220円)と串かつ(2本220円)で、「セットで」とか「ミックスで」と注文すれば、カレーコロッケ1個と串かつ1本を盛り合わせてもらうことも可能です。
黒ビールの間は、ソースをかけずに出されたままのポテト野菜サラダを味わって、飲み物をシークワサーサワー(300円)に切り換えたところで、ウスターソースをちょいとかけて、味に変化をもたせます。
ちなみに、このシークワサーサワーですが、酎ハイが250円、他のサワー類が280円の中で、サワー類では最高値(さいたかね)の1杯です。料理の最高値はサンマ塩焼きの480円。やっぱり「斎藤酒場」は安いですよねえ。
40分ほどの滞在は880円。レジのところで支払いを済ませると、女将さんが「明日からお盆休みですからね~」とニッコリと教えてくれました。どうもごちそうさま。
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