名物・活穴子踊り焼き … 割烹「牧野(まきの)」(新馬場)

京急本線・新馬場(しんばんば)の駅から歩いて3分ほどの古い商店街の中に、おいしい海の幸が味わえる店、割烹「牧野」があります。
「名物の活穴子踊り焼き(1,650円)は必ず食べましょう」
と注文してくれるのは、築地王さん。
築地王さん、jirochoさん、「酔わせて下町」のFさんと一緒に、共著で出版した「東京 居酒屋名店三昧」でも、ここ「牧野」は紹介されていて、それを書かれたのが築地王さんなのでした。ぜひ一度来てみたかったお店です。
活穴子は、注文を受けてからさばかれ、1尾分が、長さ方向に17分割ほどに切られて、お皿の上に整然と並べられて出てきます。
「わっ。すごいっ!」
と驚きの声を上げるのは、もう一人、今日ご一緒させていただいている華麗叫子さん。なにがすごいって、切ってお皿に並べられている身が、ピクピク、ピクピクと元気よく動くのです。
身の端っこのほうに、櫛(くし)切りのレモンがのっているのですが、そのレモンまでビクビク動いてしまうほどの元気よさです。
「皮のほうから焼いてくださいね」と、お店のスタッフが声をかけてくれます。
その指示に従って、最初の数切れを、七輪の網の上にのせると、炙るにつれて、ジワァ~ッとUの字型に身が丸まってきます。
皮の方に丸くなるかと思いきや、身がある側に丸くなって、なんとはなしに元の穴子の姿に戻っていきます。
ふんわりと焼きあがったところで、添えられたワサビをのせて、ちょっと醤油をつけていただくと、とろりととろける脂ののった身が美味しいこと。
飲み物は、四合瓶で出される冷酒「緑」(純米吟醸、3,500円)。焼きたて熱々の穴子と、よく冷えた冷酒の相性も良くて、お酒もクイクイ進みます。
「皮が香ばしくなるほどよく焼くのもうまいんですよ」
という築地王さんの教えに従って、じっくりと焼き上げてみると、たしかにこれもうまい。身のプリプリ感は少なくなるものの、冷酒には、むしろこっちのほうが合いますね。
今日は、まずメンチカツや、豪華な刺身盛り合せでスタートした後、ハタハタ焼き(3尾500円)と活穴子踊り焼き(1尾1,650円)をいただいたのでした。
いろいろと打ち合わせもしながら、2時間弱の滞在は、3人で12,270円(ひとりあたり4,090円)でした。どうもごちそうさま。

活穴子はピクピク動く / 皮のほうから焼くと / 身の側にくるんと丸まる
・店情報
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コメント
☆⌒(*^-°)v Ciao!!
お久しぶりです♪
牧野は大好きなお店です♪
最近は2週間に1回通ってます♪
(^m^)プッ
(^-^)ニコ
てりぃ~
投稿: てりぃ~ | 2009.10.21 11:42