生シラスで燗酒を一献 … 居酒屋「金田(かねだ)」(自由が丘)
久しぶりにここっとさんと待ち合わせて、これまた久しぶりに東京の居酒屋の雄、「金田」にやってきました。
まずは瓶ビール(サッポロラガー大瓶、650円)をもらって乾杯すると、お通し(サービス)は定番の小鉢の冷奴です。この店では、夏場は小鉢の冷奴が、冬場は小鉢のスープ豆腐がお通しとして出されるのです。
「8月28日(金)」と日付け入りでA3サイズの用紙にコピーされた今日のメニューは次のとおり。
〔お造り〕(活〆)コチ薄造り1,600、(天然)カンパチさしみ1,350、マグロさしみ1,600、関アジさしみ(大分)900、(活〆)白イカさしみ(日本海)900、北海つぶ貝(オホーツク)900、マグロ中おち1,000、ヒラメ昆布じめ900、さしみ盛合わせ4,000、(旬)ハモ落し1,600。〔蒸し物〕アマダイ酒むし950、アマダイ信州むし(ソバ入り)1350、里いも満月むし850。〔鍋物〕肉ドーフ750、柳川(どぜう)900、とうがん汁500、冷しトロロ汁450。
〔煮物〕釣りキンキ煮付3,200、メバル煮付1,800、トコブシ煮付(地物)1,200、小アユ含め煮(子持ち)800、コンニャクピリピリ煮500、(美味)射込みトマト650、炊合せ650、東寺ユバ含め煮550、豚角煮550。
〔酢物〕タコポン酢(地物)650、小肌酢600、モズク酢(能登)450、ホヤ酢500、ジュンサイ酢(秋田)650。〔串焼〕あい鴨串焼1串300、ひな焼鳥1串180、つくね串焼1串180、ウナギクリカラ焼1串300、ウナギきも焼1串300。
〔焼き物〕(新)サンマ塩焼1,000、タカベ塩焼1,200、生シシャモ塩焼700、アユ塩焼800、アユ風干焼750、焼ハマグリ(地物)2個1,500、ハモ照焼1,000、(活〆)アナゴ白焼(愛知)900、ウナギ白焼・かば焼1,500、あい鴨ロース焼1,500、アマダイカブト焼900。
〔揚げ物〕カレイ唐揚げ(青森)1,500、アナゴ唐揚げ(愛知)750、豆アジ唐揚げ(地物)500、海老しんじょう揚げ(芝エビ)950、サクラエビかき揚げ750、カニ奉書あげ(ズワイガニ)1,050、カニ団子(ズワイガニ)800、さつま揚げ(当店製)550、なすいんろう揚げ550、銀杏つつみ揚げ450、手羽先立田揚げ550、砂肝立田揚げ500、小アユ天ぷら750、メゴチ天ぷら700、キス天ぷら700、ハモ天ぷら900。
〔その他一品料理〕生ウニ(小箱、オホーツク)1,200、ウニ煮凍り750、たこぶつ切り(地物)800、シメサバ(大分)750、サバタタキ(大分)750、山かけ(マグロ)800、ぬた(マグロ)700、白エビ(富山)600、生シラス(富山)450、シャコ(愛知三河)700、だし巻玉子450、チャーシュー(当店製)600、胡麻ドーフ(当店製)550、枝豆(茶豆)600、(旬)とうがんあんかけ700、ニガウリカニサラダ550、なす胡麻みそあえ500、冷しなす450、冷しトマト400、オクラ梅肉あえ450、伏見とうがらし煮びたし450、万願寺ししとう焼450、里いも煮付450、かも茄子揚げだし650、とうがらし味噌400、おしんこ(ぬか漬)450。
〔飲物〕酒420、ビール(大)650、エビスビール(小)550、ギネスビール650、生ビール550、スーパーニッカ(ミニチュア)550、焼酎(180ml)950、冷酒(300ml)樽酒950・生酒950、ジュース210、ウーロン茶210。
料理だけで、ざっと90品というのが素晴らしいではありませんか。
メニューに並んだ品が売り切れるたびに、各席に置かれたメニューに赤鉛筆で線を引いていきます。
金曜日、午後7時のこの時間帯、すでにヒラメ昆布じめ、釣りキンキ煮付、小アユ含め煮、小アユ天ぷら、炊き合せ、シャコ、里いも煮付など、7品ほどの品が売り切れています。赤鉛筆で線を引いているだけなので、なにが売り切れたか見えるのがまたくやしいですねえ。
そんな大量のメニューの中から、どれにしようかと案を出し合いつつ、最終的に富山の生シラス(450円)と万願寺ししとう焼(450円)を注文。
すぐに出された生シラスは、細切り大根に、大葉を敷き、その上に、ふんわりと団子のようにまとめた生シラス。横には、たっぷりの大根おろしと山葵(わさび)が添えられ、小さな菊の花があしらわれています。ここの料理は、食べるのがもったいないくらい見た目も美しいのです。
小皿の醤油をちょっとつけていただくと、こんな小さい魚なのに、その味わいの濃厚なこと! これは日本酒ですね。菊正宗(420円)の燗酒をもらいます。
万願寺ししとう(=万願寺とうがらし)は、舞鶴(京都府)の万願寺地区特産の大きな唐辛子で、一口大にカットしたものは、ピーマンかと思うほどの肉厚です。焼いて鰹節をのせたものに、サッと醤油を回しかけていただきます。
唐辛子といっても、辛くはないのが万願寺とうがらしのおもしろいところ。ときどき当たり(辛いもの)があるらしいのですが、今日の万願寺には当たりはありませんでした。
さっくりと40分ほどの滞在は、ふたりで1,970円(ひとり985円)でした。どうもごちそうさま。今度はゆっくりと来ますね。
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コメント
ハシゴ酒はいいもんですが、いつもあまりにもショボイ飲み方ですね。
懐が寒いのは致し方ないですが…
都立大学の鳥はるとか行ったらどういう飲み方するか見たいです。
大盤振る舞いする必要は全くありませんが、その逆っていうのも20代の青年ではないのでね。
投稿: ロンロン | 2011.07.28 21:41