夕食の前に、晩酌散歩 … 焼鳥割烹「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
日曜日は、家族との夕食の前に、近くの酒場に晩酌散歩。わが家は高校生の娘、息子はもちろん、カミサンもお酒を飲まないので、みんなと一緒に食事を始めると、お酒を飲む私だけ、みんなが食べ終わってもひとり飲んでいるような状態になってしまうのです。
そこで思いついたのが晩酌散歩。わが家から徒歩圏内にあって、午後4時に開店する「川名」や「秋元屋」、午後5時開店の「竹よし」などに行って、先にちょっとした肴(さかな)をつまみながら軽くお酒を飲んで帰宅し、最後の仕上げに家族と食事をするのです。
こうすれば、私だけフライングスタートしてので、食事が終わる時間は他の家族と一緒になって、ちょうどいいのでした。
今日は、午後4時ちょうどに「川名」へ。ネタケースをじっくりと観察することができる、カウンターの真ん中あたりに座り、まずは生グレープフルーツサワー(336円)を注文します。
この1杯目の飲み物がやってくるまでに、最初に注文する品を決めておくのが「川名」の小さなルールです。
ハルカさん(=店を手伝っている女性)が飲み物をトンと置きながら、「おつまみは?」と聞いてくれるので、ここで間髪入れずに「○○と、△△ね」と注文するのが、常連さんたちのやり方なのです。
目の前のネタケースに並ぶ今日の魚は、マグロぶつ(420円)、鯛刺(420円)、タコ刺(420円)に、鮭のカマ焼(294円)。鯛刺をもらいましょうか。愛媛県出身ということもあってか、メニューに鯛があると、ついついたのんでしまうことが多いんですよね。
420円という値段からは信じられないような立派な鯛刺身を食べているところにやって来たのは、常連の熊さんです。さっそく合流して奥の座敷へと移ります。
手前側のカウンター席はなるべくひとり客向けに。そして手前のテーブル席は、それぞれひとりでやって来るんだけど、店の中でいつも合流される大常連さん向けに空けておいて、普通のグループ客は奥の座敷に入るのです。
野菜好きの熊さんは、生グレープフルーツサワー(336円)に、ウリ漬(168円)と新生姜(168円)にマグロぶつ(420円)をもらってスタートです。
野菜メニューが多いのも、ここ「川名」の特徴で、今日のホワイトボードにも、セロリ漬(168円)、枝豆(168円)、ぶなしめじバター(294円)、パイナップルコールスロー(294円)、水菜サラダ(294円)、とうがんサラダ(294円)、ゴーヤサラダ(294円)、おくら納豆(294円)などの品々が並んでいます。この他に定番の野菜メニューもずらりとそろっているので、全体ではかなりの数になります。
この店のチューハイ類はかなり濃いので、熊さんも私も、ほぼ1時間に1杯のペース。二人とも生グレープフルーツサワー(336円)をおかわりして、私は鳥中おち串(168円)と鳥軟骨つくね串(168円)を追加注文します。
いつも魚や野菜ものを食べることが多いのですが、ここ「川名」は、本来は焼き鳥の店。炭火で焼いてくれる焼き鳥やもつ焼きもおいしいのです。
ゆっくりと2時間ほどの晩酌散歩。お勘定は1,554円でした。どうもごちそうさま。熊さん、お先に!
新生姜とウリ漬 / マグロぶつ / 鳥中おち串と鳥軟骨つくね串
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