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味のついた絶品串揚げ … 立飲み「串揚100円ショップ(くしあげひゃくえんしょっぷ)」(立石)

串揚100円ショップ


 「宇ち多゛」を出て、歩く酒場データベースKさんやdetchさん、「酔わせて下町」のFさんも合流して向かったのは、線路のすぐ近くにある立ち飲みの店、「串揚100円ショップ」です。

 店名のとおり、串揚げ全品が1本100円。1種類2本からの注文になりますが、今日は人数も多いので大丈夫ですね。

 「串揚100円ショップ」の創業は平成15(2003)年6月。創業6年を過ぎて、7年目のシーズンに入っていますが、私自身、この店にやってきたのは、今日がはじめて。立石には行きたい店が多すぎて、私のようにときどきやってくるくらいでは、なかなかすべてを回りきれないのです。

 今日の同行者は、ほとんどの方がこの店のリピーター。酎ハイ(250円)をもらって乾杯したら、注文はみなさんにお任せします。

 他の関西風串揚げの店と同じく、カウンターの上段に油切りのバットが置かれ、下の段には「二度付け禁止」のソースと、食べ放題のキャベツ、そして各自の取り皿が置かれます。

「この店にやってきたら、これは絶対に食べなけりゃ!」

 と注文してくれた1品目は大根です。

「え!? 串揚げで大根なの?」

 と思いながらも、言われるままにソースも何もつけずに口に運んでみると、なんと、この大根、味が付いているんです。ものすごく上品にできあがったおでんの大根に、薄い衣をつけて揚げたような感じ。初めての食感ですねえ! これはおいしい。

 そしてコンニャク。これまた「なぜ、あえてコンニャクなの?」と思う一品ですが、これまたコンニャクにいい味がついてるんです。甘~く煮たコンニャクの串揚げです。おもしろいなあ。

 関西風串揚げ(串カツ)というと、小さいネタに、分厚い衣がついて、ネタもさることながら、もっちりとした衣もまた楽し、といったイメージだったのですが、この店の串揚げは衣が薄い。カリッと薄い衣の下から、ちゃんと味のついたネタが出てくるのです。

 続いて紅生姜ロール。これも何もつけないでいただきます。紅生姜を豚肉で巻いてるのかな。あっさりと食べやすい味わいです。

 うずら玉子はたっぷりとソースをつけて、里芋は塩をふっていただきます。

 店のおにいさん(店主)もユニークだし、串揚げもおいしいし、なにしろ安いし。今度は1軒目としてじっくりと来てみたいですね。

 ひとり千円ずつ出して、おつりは次の店(三次会)の会費となりました。どうもごちそうさま。

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「串揚100円ショップ」 / 大根 / コンニャクと紅生姜ロール(奥)

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紅生姜ロールの中身 / うずら玉子はソースで / 里芋は塩で

店情報

《平成21(2009)年10月24日(土)の記録》

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