昔ながらのもつ焼き屋 … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)
都内での仕事を終えて、西武新宿線・沼袋駅に到着したのは午後6時。ちょっと途中下車して、駅から歩いて2分ほどのところにあるもつ焼き「ホルモン」に向かいます。
まだ開店(午後5時半)から30分しか経っていないので、もうちょっと空いているかと思いきや、2列平行に並んだカウンター席はすでに8割ほどの入り。さすがにここも人気がありますねえ。
カウンター席の1席に座り、ラガーの大瓶(サッポロラガービール大瓶、500円)と、お新香をダブル(220円)でもらい、レバとコブクロのちょい焼き(各1本120円)を2本ずつ注文します。
ちょい焼きは、その言葉どおり、串に刺したもつをちょっとだけ炙ったものに、おろし生姜と刻みネギを添え、醤油(好みによってはポン酢醤油も可)をかけて出してくれる一品。もつの刺身がメニューにないこの店では、このちょい焼きが、もつの刺身に代わる一品として、生もつファンに好まれています。
ここ「ホルモン」の特徴は、昔ながらの「もつ焼き屋さんらしいもつ焼き屋さん」であること。もつ焼き(1本110円)、もつ煮込み(310円)以外のメニューは、自家製のお新香(110円)と、冷奴(260円)、トマト(260円)くらい。もつ煮込みも、具はもつだけという徹底ぶりです。
飲み物も、今でこそ焼酎のウーロン割りやお湯割り、水割り、くわ茶割り(各370円)がありますが、先代の頃までは梅割り焼酎(230円)と日本酒(280円)、ビール(大瓶500円)しかなかったほどです。
続いて、ナンコツ、カシラ、タンを1本ずつ塩焼きで注文すると、メニューにはない珍しい部位、ハツモトとタンシタもあるということで、それらも1本ずつ焼いてくれました。今日のように早い時間帯に来ると、いろんな部位が残っていていいですね。
写真で見ると、どれも茶色で同じように見えますが、食べると、その弾力感や、味わい、鼻の奥から感じる香りなどがそれぞれ異なるのがもつ焼きのいいところ。これが、たいていのもつ焼き屋で1本100円前後で味わえるというのが嬉しいではありませんか。
瓶ビールがあとグラス1杯となったところで、焼酎(サッポロ焼酎、230円)を注文。カウンター上に置かれている梅シロップを入れて、梅割り焼酎としていただきます。
もつ焼きは、アブラ、テッポウ、ガツをそれぞれ1本ずつ、今度はタレ焼きでいただきます。
アブラと言うと、頭肉の脂の部分を出してくれる店も多いのですが、ここ「ホルモン」のアブラは、腸のまわりの脂分。焼酎に良く合って、プリッとした独特の弾力感も楽しめます。
1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は2,090円でした。どうもごちそうさま。
「ホルモン」 / おしんこダブル / コブクロとレバのちょい焼き
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コメント
焼酎に合うホルモンというのがいいですね。
梅割り焼酎というのも飲んでみたいです。
投稿: rokk | 2010.03.10 19:13
マイミク登録ありがとうございました。
てらまえです。
沼袋ホルモン・・・・しばらく行ってません。
時間がちょっとでも遅いと入れないんですよね・・・
久しぶりにレバチョイ焼が食べたいです。
投稿: てらまえ | 2010.03.11 05:31