レバカツも人気の一品 … もつ焼き「ばん」(祐天寺)
先日、会社帰りにチラリと立ち寄った祐天寺の「ばん」。ぜひゆっくりと味わってみようと、土曜日の今日、再訪です。
店に着いたのは午後4時半。この店は午後4時オープンなので、まだ開店30分後。この時間なら大丈夫かなと思いきや、店はすでにほぼ満席です。
二つある入口の、(駅から歩いていって)奥側の入口から入り、かろうじて空いていた左手壁際に作り付けのサブカウンターに座り、今日もレモンサワーからスタートです。
前にも書いたとおり、この店のレモン(100円)と、サワー(300円)に付いてくる炭酸水は2杯分あるので、これにナカ(焼酎のおかわり、250円)を足した合計650円が、サワー2杯分の値段(税別)と思っていいようです。つまり1杯分が325円(税込みで341円)という計算です。
お通し代わり(無料)のお新香(大根、キュウリ、ニンジン)盛り合せも出されます。
料理の1品目は今日もトンビ(豚尾)豆腐1本(350円)。そして売り切れてしまわないうちに、3種類のカシラ(赤身、フランス、アブラ)を1本ずつ(各100円)を塩焼きで注文します。
はじめて食べるフランスは、赤身と白身が半々になってフランス国旗(青・白・赤)の右側のようなものを想像していたのですが、実はマグロの中トロと同じように、ちょっと脂っぽい赤身といった感じです。
続いては、「ばん」のもうひとつの名物、レバカツ(1串130円)です。レバカツは薄く延ばした四角い豚レバーの1辺の近くに、その辺と平行に串をうち、衣を付けてカツにしたもの。熱々のレバーに、仕上げにとっぷりと浸けられるウスターソースの味と香りがよく合って、人気があるのも納得です。
ここ「ばん」は、看板にも「もつやき」と書かれているとおり、もつ焼きが主体のお店ながら、ずらりと並んだメニューには魚介類あり、野菜類ありと、とても多彩です。
たとえば今日の魚介類メニューは、まぐろブツ(380円)、しめさば(380円)、たこぶつ(380円)、新さんま(280円)、ししゃも(280円)、さんま開き(280円)、鯵ひらき(300円)、メザシ(250円)、カキフライ(350円)などなど。そして野菜ものは納豆(150円)、オニオンスライス(150円)、おしたし(200円)、エシャレット(250円)、枝豆(250円)、冷トマト(250円)などなどと、これまた安くて幅広いのです。
そんな中から、里芋煮ころがし(280円)を注文すると、小皿に盛られて出てきたのは、コロコロと丸い里芋が3~4個に、これまたまん丸いコンニャクがコロコロと6~7個。やぁ、これはいい肴(さかな)になりますねえ。
1回目のセットと中(なか)を飲み干して、レモンサワーも2巡目(杯数で言うと3杯目)に突入です。
つまみには納豆(150円)をもらうと、刻みネギと削り節が、下の納豆が見えないくらいたっぷりとトッピングされています。レモンサワーの中もおかわりし、これで4杯目。もつ焼きや、名物のトンビ豆腐、レバカツだけでなく、どの料理も安くておいしいですねえ。
ゆっくりと2時間強の滞在は2,740円(2,610円+税)でした。満足、満足。
お新香とレモンサワー / トンビ豆腐 / アブラ、フランス、赤身
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