〔コラム〕 連休四日目はみんなで飲み会
ゴールデンウイークになると、酒友・呑んだフルさんが「川名」にやってくるというのも、今年でもう5年ほど続く恒例行事になってきました。
今年は7連休の中日(なかび)、5月2日(日)がその日。それに合わせて集まったのは五十音順に、荒木又右衛門さん、料理研究家の伊野由布子さん、宇ち中さん、男前H氏、Qちゃん、ここっとさん、にっきーさん、ユリちゃんという面々。
「川名」の奥座敷左側の座卓を2個くっつけて、生ビール大ジョッキで乾杯すると、後はもう「川名」の名物料理のオンパレードです。しかも、集まったメンバー全員が酒が強いとあって、飲み物の進みも速い速い。
午後4時の開店から、3時間も腰をすえて、お勘定はひとり3千円強(10人で32,550円)。けっこう飲んで食べても2千円行くかどうかの「川名」で、3千円オーバーというのはものすごいことです。さすが呑ん兵衛ぞろいだなあ。
二次会は、タクシーに分乗して沼袋へ。3月にオープンしたばかりの新しいもつ焼き屋、「たつや」です。オープンと同時に人気沸騰の「たつや」は、今日もほぼ満席状態。「立ち飲みでもいいから」と無理を言って、なんとか入れてもらいました。(本来は立ち飲みはありません。)
「たつや」は、「秋元屋」で修業をしていたたっつんさんが、満を持して独立開店したお店。「秋元屋」と同様の料理のほかに、「たつや」ならではのオリジナルメニューもずらりと並んでいて、価格的には「秋元屋」と同じくらい。
もうひとつの大きな特徴は、カウンターがまっすぐではなくて、カクカクと角が多い造りになっていること。この角を挟むように座ることで、3~4人のグループ客の端っこ同士の人も、疎外感なく楽しめます。
三冷の黒ホッピー(380円)を飲みながら、もつカレー(パン付き、350円)やチレのガーリックバターソテー(200円)などをもらい、最後は鳥豆腐(250円)で〆ます。
「たつや」を出て、今度は沼袋駅からみんなで西武新宿線に乗り込んで、都立家政の「竹よし」です。
実は「竹よし」の店主(マスター)が体調を崩し、連休前に入院されていたのです。10日間ほどの入院になりそうだという情報で、『この連休中には「竹よし」には行けないだろうなあ』と、ほとんどあきらめていたのですが、なんと5月1日(土)に退院されて、翌日の日曜日(昨日)から営業を再開したとのこと。それは行かなきゃと、今日、やってきたのでした。
カウンターでゆるゆると飲んでいたのは、かぶきさんと、にくきゅうさんのお二人。そこへ10人ほどで乗り込んで、遅れていたふじもとさんも合流です。
カウンターの中には店主のほかにチクちゃん(手伝いの女性)がいて、まだ本調子ではなさそうな店主をサポートしています。
すでに3次会ということもあって、魚料理はほとんど注文せず、お酒(ふじもとさんの金宮ボトル)中心の飲みの場に、チクちゃんが作ってくれた特製海鮮うどんをつまみます。
ここらでそろそろ電車で帰るメンバーはタイムアウト(時間切れ)。店の前で見送って、残った地元のメンバーたちは「竹よし」を出て、電車で下井草の「御天」です。
ここ「御天」も含めて、今日行った4軒は、いずれも日曜日にも営業しているお店です。しかも大型連休のど真ん中にもかかわらず、店を開けていてくれるのがうれしいではありませんか。
最後は粉落とし・油抜きのラーメンで締めて、長く楽しい一夜が終了したのでした。参加いただいたみなさん、ありがとうございました。来年もまた集まりましょうね!
「川名」牛スジ煮込み / ザーサイ / 豚ナンコツ煮込みとセロリ漬け
「たつや」 / もつカレー(パン付き) / チレのガーリックバターソテー
「竹よし」のお通し / チクちゃんの海鮮うどん / 「御天」のシークワサー割り
・「川名」(前回)/「たつや」/「竹よし」(前回)/「御天」(前回)
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