〔この一品〕 立石「二毛作」の大粒カキのおでん
立石「二毛作」の冬の名物、大粒カキのおでん(500円)です。
カキはいろんな料理法で食べられますが、私が好きなのは、こうやっておでんで出してくれるカキと、プリッと焼いた焼きガキです。これらはいずれも、店の側で絶妙な火の通し加減で仕上げて出してくれるのがいいんですよねぇ。生ではなく、火が通り過ぎていることもなく、これぞカキが一番おいしいという状態です。
しかも、ここ「二毛作」では値段が安いのもうれしいところ。これで500円ですからねぇ。
落合の「多幸兵衛」でも、冬場にはカキのおでんが出されていたのですが、残念ながら今年の4月で閉店となりました。
焼きガキでおいしかったのは上大岡の「鳥佳」です。注文を受けてから生のカキを串に刺し、炭火で焼きます。身がプクンとふくらんできたところで、醤油ベースのタレを刷毛(はけ)で塗って仕上げてくれます。
カキ(マガキ)は夏場に産卵期を迎えるので、精巣や卵巣が増大し身がやせていることや、産卵に栄養を取られて抵抗力が落ち病気になりやすいなどの理由で、食用には適さなくなります。しかし、カキのなかでも岩牡蠣(いわがき)は、逆に6~8月が旬。今が一番おいしい時期です。
最近はバイオ技術を応用して生殖機能をなくしたカキ(関連サイト)などもあるほか、ニュージーランドやオーストラリアなどのカキも輸入されていて、一年中おいしい生ガキが食べられるようになったのがうれしいですね。
私自身も、2010年4月からカキの一大産地・広島県に転勤してきましたので、今年はたっぷりと美味しいカキが食べられそうな予感です!(嬉)
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