〔くれ便り〕 お隣りの“キラリストたち”
8月21日(土)に発売された、呉のタウン誌「くれえばん」(2010年9月号)の特集「お隣りの“キラリストたち”」。職業とは別に、何かで輝いている人たちを紹介しよう、というコーナーのひとりとして、なんと私のこともご紹介いただきました。
日本全国、“隣りは何をする人ぞ”という無関心社会になるなか、街の規模が大きくもなく小さくもない呉地域は、ゆるい隣りづきあいができるちょうどいいコミュニティ。そこで、呉地域に住む私たちの隣りの人で、地域から全国に向けて発信している人たちを集めた特集が企画されたのだそうです。
この特集のなかでは、人気漫画「カバチタレ!」の原作者・田島隆さん
や、ベストセラーになったホラー小説「王様ゲーム
」の作者・金沢伸明さん
をはじめとする、10組12名のキラリストたちが取り上げられています。みなさん、呉に住んでたんですねぇ。
この「お隣りの“キラリストたち”」の私の部分の取材は、おでんの「魚菜や」で行いました。このとき生ビールと一緒にもらったつまみがメンパチの唐揚げ。本当に小さな、ほとんど食べる部分がないくらいの小魚を、小鉢にひとつかみ盛ってくれるのですが、この味のいいこと! 噛めば噛むほど旨味がどんどん出てくる感じです。
こっちにくると、いつも小イワシの刺身や天ぷらをいただいていたのですが、「鳥八茶屋」でいただいた活アジの造りといい、「春駒」でいただいたタコの刺身といい、そしてこのメンパチの唐揚げといい、瀬戸内海の美味は小イワシだけではありませんねぇ。
今日は取材を受けている側なので、あまり飲まないように気をつけようと思っていたのですが、メンパチのあまりの美味しさについつい、呉は仁方の地酒「宝剣(ほうけん)」の冷酒もいただいてしまったのでした。あぁ~あ。
「くれえばん」は、Amazon等では取り扱っていないようですが、公式サイトのなかのバックナンバーのページから購入することができるようです。
「お隣りの“キラリストたち”」の他にも、NPO法人「くれ街復活ビジョン」が仕掛けた「石段の家」の紹介や、連載が継続中の「新・呉うまいもん」(第51、52軒目)などが載っています。
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コメント
七夕の夕刻,あわもりでお会いしました。その後も,市内巡られたのですね。
地元民としてここんところの呉の記事,ワクワクしながら拝見しております。
「没落一方の田舎町,ええことはいっこもないけん(良き事は一つもござらぬ)」と,町の風向きは内向的になりがち。「若いもんは,みな広島や東広島で遊ぶんじゃ」
でも,居酒屋礼賛氏の,外からの新鮮な視線は貴重な提言でもあります。
「余所にはない良さが,残っているではありませんか」勇気が湧いてきます。
どうやら中通の端の方にお住いの様子。ご近所では…
「せとや」の夕方からのどんどんセット。千円を切る価格で刺身と小鉢と大徳利。
「三とり本通店」のセット(たぶん昼からOK)は千五百円。酒3合ついてこの価格,酒飲みには応えられません。
「寿里庵」。国道沿いにもかかわらず穴蔵のような店内。今でも昼は食堂ですが,歴史が古い店。卵焼が美味。
隣の「かき信」は昔ながらの八百屋さん,総菜が充実し仕出しも応需。特に冬の牡蠣,カキフライは絶品。
佐世保バーガーより古い本格バーガーの「キッチン片岡」。戦後進駐軍の台所を任されていたマスターが現役。アメリカンなキッチン。
近くの「かわもと」も米国風。自家製燻製やスペアリブで一杯。
アメリカンといえば,中通レンガマンションの2階「Kei」。30年以上は続いている。キンキンに冷えたビールに合うタコスやチキンウィングなど。
同ビル1階「美和」は,古い呉の『小料理屋』の雰囲気を持ち,このビルに移転。料理が旨い。
まだまだあるけど、長くなるので、これまでにします。
投稿: 遊星ギアのカズ | 2010.08.23 22:14