〔コラム〕 たっぷり呑んだ夏休み(その1)
【金曜日】
今日から1週間の夏休み。会社の仕事を終えて、呉駅から広島駅経由で新幹線で帰京です。広島駅での乗り換え時間は15分ほど。1番線の立ち食いうどんを食べるには、ちょっと時間が短すぎるので、「むすびのむさし」で、若鶏むすび(780円)弁当を買って乗車。若者に人気の弁当ということで、この弁当を買ってみたのですが、おむすび2個(梅とゆかり)の他は、鶏唐揚3個、キャベツ(ざく切り)、揚げたウインナーとシンプル。う~む。丼がわりにお腹を満たすにはいいけれど、酒の肴として考えると、前回帰京するときに買った安芸むすび(1,000円)弁当のほうがいいかな。
この時間に会社を出ても、自宅に着くのは日付が変わったあと。この夏休み中はたくさん飲む予定なので、今日は「満月」には寄らずにまっすぐ帰宅。さぁ、夏休みに突入だ!
【土曜日】
夕方から、『古典酒場』の取材が行われている早稲田の「加賀屋」で、倉嶋編集長や、「橋本健二の居酒屋考現学」の橋本先生、「酔わせて下町」のFさん、「Y-TABEのレミング2」のワイタベさん、「やなちゃんの大阪一人酒の日々」のやなちゃん、そして「宇ち中」の宇ち中さんと合流し、二次会はタクシーで高田馬場の「こうこ」へ。「こうこ」では、東京新聞の記者の方たちも合流して、立ち飲みの日(11月11日)の取材も受けます。
「立ち飲みの日の翌日が私の誕生日だわ」
と和服に割烹着姿の女将さん。女将一人で切り盛りする「こうこ」は昭和60年に、同じ高田馬場の別の場所に開店。それから2度の引っ越しを経て、18年前からこの場所で営業しているんだそうです。ほねダルマ(300円)というメニューは、女将が命名。カタクチイワシの煮干を揚げて冷ましたほねダルマは、お酒がどんどん進むすばらしいつまみです。たっぷりと飲んで食べて、そして歌って、「こうこ」のお勘定はひとり3千円通し。
次号の『古典酒場』は8月30日発売予定。立ち飲みの日のことが東京新聞(朝刊)に載るのは、8月上旬の予定だそうです。
高田馬場駅で解散し、西武新宿線で鷺ノ宮駅に到着したのは午後11時過ぎ。すでに閉店間際の時刻ではありますが、最後にチラリと「ペルル」へ。すでに片づけを始めている店内で、常連さんから『バランタイン30年』を2杯ほどいただいたところで閉店。お勘定は水・氷代の500円のみでした。
やめときゃいいのに、せっかくなのでもう1軒と向かったのは都立家政の「竹よし」。ここもすでに片付けモードに入り、手伝っているキティちゃんも帰り支度をしているところ。「最後に瓶ビールを1本!」と無理を言って、ビールを飲ませてもらいます。
私は「竹よし」の閉店時刻は24時と思い込んでいたのですが、実は月・火が定休日になったときから、営業時間も23時までになっていたんですね。そのことを知ったのは、この日から数日後のこと。知らぬこととはいえ、閉店後に失礼いたしました。>竹よしマスター
この日は瓶ビール1本のみで、お勘定は500円。どうもごちそうさま。
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