秘密のほろ酔いと~く … おでん「あわもり」(呉・新広)
去る7月10日(土)、市ヶ谷の「ハーミテイジきくや」で、第6回目となる「古典酒場 ほろ酔いと~く」が開催されました。
いつもは「古典酒場」の発売後に行われる「ほろ酔いと~く」ですが、直近の「古典酒場 Vol.8」(2009年10月発売)からずいぶん間があいたこともあって、今回は「古典酒場 Vol.9」(2010年8月30日発売予定)の発売前イベントとして開催されたのです。
出演者は、日経BP局長で作家でもある渋谷和宏(しぶや・かずひろ)さんに、この春、ホッピービバレッジ株式会社の三代目社長に就任されたホッピーミ~ナこと石渡美奈(いしわたり・みな)さん、そして新たな会社を立ち上げて独立された古典酒場編集長の倉嶋紀和子(くらしま・きわこ)さんと私の4人。ただし、今回は1日1回だけのトークショーです。
いつもは直近に発売された「古典酒場」の内容を紹介したりするトークイベントとなるのですが、今回はまだ本を作成中の段階なので、その概要や進捗状況などがチラリと紹介された程度。メインとなったのは「ここに行けば泥酔の編集長に会える」と題した、動画による酒場紹介です。
この一連の酒場紹介の中で、私も呉の酒場を2軒ほど紹介するということになりました。お気に入りの酒場の写真を何枚か送っておいて、「ほろ酔いと~く」の当日、その写真をプロジェクタで投影しながら説明を付け加えるというのが、みんなに公式に知らされていた計画です。
その計画を聞いた後、しばらくして、イベント担当の須藤さんから「サプライズ企画として、呉の酒場も動画取材に行きます」というご連絡をいただきました。このことを知っているのはイベントを企画している須藤さんや斎藤さんなど、ほんのひと握りのメンバーだけなので『くれぐれも内密に』というご指示。取材にいらっしゃる日は、「ほろ酔いと~く」開催まで間もない7月7日(水)、七夕の日と決まりました。
バリバリのツイッター・須藤さんも、今日は行き先も何もつぶやかずに呉にやって来られました。しかも呉に滞在できる時間は、ほんの1時間ちょっとの予定。私も、事前に示し合わせておいた電車に呉駅から乗り込み、車中にて広島からこの電車に乗って来られた須藤さんと合流。新広駅で降りたあとは、タクシーを飛ばして「あわもり」へと向かいます。
お店には、先日来たときにビデオでの撮影許可をもらっているので、まずはビールで乾杯して、すぐに動画撮影に入ります。
ここ「あわもり」のキラーコンテンツである、カワ(豚の皮)のプリプリ感は、普通の写真(静止画)では伝わりにくいのですが、動画だと串を持ち上げると自重でじわっと垂れ下がるやわらかさや、プルンと口の中に入ってくる弾力感がとてもわかりやすいですねぇ。こりゃいいや。
順調に動画取材を終えたあとは、須藤さんと二人で、泡盛(160円)を飲みながら、かわ、きも、あつあげ、ぼうてん、たまご、たまねぎ、ねぎま等々(おでんは各90円)、時間の許す限り「あわもり」のおでんを満喫し、お勘定は二人で2,600円。
東京行き最終の新幹線に間に合うように店を出て、新広駅から電車に乗り、来たときとは逆に、ここから広島に向かいます。私は途中の呉駅で下車。ホームで「それでは三日後に!」と須藤さんを見送ったのでした。
おでん鍋 / 入口から店の奥側を見る / 店の奥から入口側を見る
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