最後はラーメンで締め … 屋台「清龍軒(せいりゅうけん)」(呉)
やぁ、暑い暑い。こう暑いとすっかり出不精になってしまって、仕事関係の飲み会以外には、ほとんど飲みに出ることがない。仕事関係の飲み会の場合は、どこの会社もだいたい同じと思いますが、職場ごとに行きつけの酒場が決まっています。
私の職場の人たちが一次会としてよく行く酒場は、「和さび」(公式サイト)か「五鉄」(Yahoo!グルメ)かなぁ。
「和さび」は呉市発祥のとある製造業の会社系列の飲食店。1990年に広島に1号店ができて以来、徐々に店舗数を拡大し、現在は呉、広島、岡山のほか、東京(池袋駅東口)にも支店があるほどの規模になっています。
この「和さび」。内容的にはごく普通のチェーン居酒屋風ながら、小いわし天ぷら(700円)や、たこ天ぷら、音戸のじゃこ天(580円)、がんす(520円)など、この地方の料理もそろっているのがいいところ。みんなに人気があるのが牛蒡(ごぼう)の唐揚げ(470円)です。ほんのりと甘い牛蒡の唐揚げに、呉の地ビールも進むのです。
一方の「五鉄」の正式名称(?)は「小鍋立て 五鉄」。この名前を聞くと、池波正太郎ファンなら「ん?」と思うのではないでしょうか。そう、「鬼平犯科帳
」や「剣客商売
」に登場する軍鶏鍋屋「五鉄」です。ここ「小鍋立て 五鉄」は、池波正太郎の小説を深く愛する店主が、ここ呉の地に開いた居酒屋なのです。しかもこの店主、私の会社のOBでもあって、我われの大先輩。店内には、池波正太郎のものをはじめとする文庫本が所狭しと置かれているのも大きな特徴です。メニューにはもちろん軍鶏鍋(1,800円)や湯豆腐(500円)、あさり鍋(650円)といった小鍋立てが並んでいるほか、人気の五鉄焼(お好み焼き風、600円)や五鉄パスタ(和風ペペロンチーノ、800円)、雑炊(400円)などの食事物も用意されています。
二次会はスタンドバーなどの歌えるお店に行って、みんなでカラオケで歌うことが多い。今日の二次会は「レジェンド」という、バーのようなスナックのような、ちょっと小じゃれたお店。ここでもやっぱり歌います。ビルの5階にあるこの店からは、呉の屋台の光景を見下ろすことができます。
「さぁ、ラーメンを食べて帰るか!」
と三次会はその屋台へ。古くから続く屋台には、おでんと豚足、そしてラーメンがあるところが多いのです。三次会まで流れてきているメンバーは6人いるので、なにしろ6人が入れる屋台じゃないといけない。何軒か様子を見ながら歩き、一番北のはずれにある「清龍軒」に入ることができました。
ビールや焼酎を飲みながら、ちょいちょいとおでん(1本100円から)をつまんで、最後はラーメンです。
屋台をはじめ、呉のラーメン屋にはワンタンやワンタンメンを置いている店も多いし、またワンタンメンを注文する人も多いようです。私も今日はワンタンメン(700円)を注文。つるんとしたワンタンの皮の感触がいいんですよねぇ。
呉に転勤してくる前は、締めのラーメンを食べることはうんと少なくなっていたのですが、こっちに来てからまたぞろ締めのラーメンが復活してきたような気がするなぁ。気をつけないと、これがメタボの素になるんだよなぁ。そんなことを思いながらも、あっという間にワンタンメンを完食です。あぁ、おいしかった。
明日は土曜日だ。目覚まし時計を止めて、自然に目がさめるまでゆっくりと寝ようっと!
・店情報
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コメント
はじめまして。
広島は、一回しか行った事無いんですけど。
今度行く機会があるなら、ラーメン食べに行きたいと思います。
投稿: 沖縄縁起物結婚指輪「結」 | 2010.09.09 15:02