金曜の夜は同期の友と … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)
「久しぶりに飲みに行こうか」
同期入社の友人Hと示し合わせて向かったのは、このところよく出かけている「魚菜や」です。彼も、ときどきこのブログを見てくれていて、今日は「ぜひ『魚菜や』に行ってみたい」という希望だったのです。
丸太を半分に切ったL字カウンターの角あたりに座り、まずは生ビールを注文して乾杯すると、お通しの小鉢は、二人でつつき合えるように、ひとつは茹で海老、ひとつは酢の物と、それぞれ違うものを出してくれます。
ここ「魚菜や」は、女将が料理好きで料理上手なのがいいところ。今日は太刀魚の塩焼きと、鯨の竜田揚げをもらいます。
我われの左側にはご夫婦とその息子さん(大人)の親子3人連れ。あれやこれやと料理を出してもらいながら、家族で団欒中の様子です。ここは、あらかじめ予約しておくと、おまかせでいろんな料理を出してもらうこともできるのです。
日本酒として、呉の地酒しか置いていないのもこの店の大きな特長。生ビールを飲み終わった後は、最近のお気に入り、仁方(にがた)の「宝剣(ほうけん)」を冷酒でいただきます。
「このお酒はうまいねぇ」
日本酒好きの友人Hも気に入ってくれたようで、ひと安心。この「宝剣」は、生産本数がそれほど多くないということもあってか、呉のお酒ながら、呉市内でもなかなか取り扱っていないのです。この近くでは本通(ほんどおり)の「山城屋」に置いている程度。普通の値段で飲めますが、なかなか貴重なお酒でもあります。
何度も何度も「宝剣」をおかわりしながら、つまみは関東風と関西風の二つの鍋で作られるおでんです。
この店のメニューには値段は書かれていないものの、たっぷりと飲んで食べて、二人で7千円(ひとり3千5百円)ほどと、それほど高くはありません。どうもごちそうさま。
金曜日なので、当然のごとく1軒だけでは終わらず、友人H行きつけのスタンドバーで、彼がキープしているワイルドターキーを炭酸で割ってもらって、飲んだり、歌ったり。たっぷりと金曜の夜を堪能したのでした。
| 固定リンク | 0
コメント