土日に呉をめぐるなら … ビアホール「オオムラ」(呉)
金曜、土曜、二日間の「呉酒まつり」から一夜開けて今日は日曜日。
東京方面から「呉酒まつり」にいらっしゃった8名のうち、市川のAさんご夫妻、小岩のBさん、そして葛飾のFさんの4人はレンタカーを借りて「とびしま海道」で、江戸みなと街・御手洗(みたらい)を観光して、今日のうちに東京に戻られる予定。倉嶋編集長、宇ち中(うちちゅう)さん、中野のNさん、横須賀のMさんの4人は、今日はもう1日、呉でゆっくりとして、明日、月曜日に帰京される予定です。
私も、明日、帰京される4人組とともに、まずは呉市内観光です。
土・日・祝日に呉を観てまわるのであれば、呉探訪ループバス、略して『くれたん』の1日乗車券(400円)を購入するのがオススメ!
今日も朝10時に集合したら、まずまっ先に『くれたん』の1日乗車券を買い込んで、路線バス(呉市営バス・長の木呉駅循環線)で体育館前を目指します。この1日乗車券、『くれたん』のループバスのみならず、普通の路線バスも市街地を中心としたエリア限定で乗り放題になるのです。
体育館前のバス停で降りると、その先の交差点のところにあるのが、呉名物・細うどんの元祖とも言えるうどん屋「一心(いっしん)」です。ここで今日の朝食としてうどんをいただきます。
『くれたん』の1日乗車券を持っていると、ここでもまたおトクな特典があります。うどんの「一心」のように『呉グルメ』と書かれたのぼりが出ている店で1日乗車券を見せると、たとえば「一心」では「ねぎ大盛」が無料サービスされるのです。みんな、自分の好みのうどんを、それぞれ「ねぎ大盛」で注文。私は玉天うどん(640円)を「ねぎ大盛」でいただきます。
朝うどんを食べ終えたら、再び乗り放題の路線バスに乗って呉駅前に戻り、「大和ミュージアム」の見学です。「大和ミュージアム」の入場料は通常500円ですが、1日乗車券を持っていると、団体割引と同じく400円になります。「大和ミュージアム」は、じっくりと見学しようとすると半日くらいは必要ですので、時間に余裕を持って出かけましょう。
そして、『くれたん』に乗るなら、午後1時20分に「大和ミュージアム」すぐ横の「中央桟橋」(大和ミュージアム前)バス停に向かうのが、これまたオススメ! 呉観光ボランティアの会が主催する旧海軍の遺産巡り(無料!)に参加できるのです。ベテランの観光ボランティアの方から親切な説明を受けながら、旧・海軍工廠の造船所を見学したり、戦艦大和の砲弾に抱きついたり、潜水艦基地にずらりと停泊する潜水艦を眺めたり、国の重要文化財である入船山記念館(旧・呉鎮守府司令長官官舎)を見学したりしたあと、最終便(と言っても午後4時半)の『くれたん』で呉駅へと戻り、午前中のうちに行けなかった「てつのくじら館」(海上自衛隊呉資料館、入場料無料)で、本物の潜水艦(陸揚げされたもの)の中を見学です。
まる1日の呉観光を、このメンバーには珍しくアルコール抜きで過ごしたあと、呉駅前から乗り放題の路線バスに乗って本通3丁目へ。今日の1軒目は生ビールの「オオムラ」です。「オオムラ」は年中無休(正月くらいは休みかな?)で営業中なので、日曜日でも普段どおりに生ビールを飲むことができるのです。
店に到着したのは午後5時半。どうかな? 5人、入れるかな?
入口扉を開けて、「こんにちは。5人なんですけど」とのぞき込むと、まだお客はそれほど多くない。カウンターの手前側の角を挟み込むように、ずらりと並んで座ることができました。
ここ「オオムラ」は、なにしろ生ビール(500円)しかない。昔ながらの氷冷の生ビールサーバーで注いでくれる生ビールは、冷えすぎておらず、炭酸も強すぎず、ものすごく飲みやすい。店の内外に「ぐっと1杯! 思わず2杯!」というキャッチフレーズが張り出されていますが、まさにそのとおりで、何杯でも入りそうな飲みやすさなのです。
それにしても、長時間のアルコール断ちのあとの生ビール。身体に染みこむようですねぇ。こりゃまた、いつもにも増してうまいや!
さぁ、ひとしきり飲んだら次に向かいますか!
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