呉酒まつりのゼロ次会 … おでん「あわもり」(呉・新広)
ずらりと並ぶ泡盛は、手前から梅割り、ストレート、梅割り、ストレート、……の順。こうやって並ぶと美しいですねぇ。
「呉酒まつり」二日目の今日は、東京からも飲み仲間たちが来てくれました。「古典酒場」の倉嶋編集長、宇ち中(うちちゅう)さん、中野のNさん、横須賀のMさん、市川のAさんご夫妻、小岩のBさん、そして葛飾のFさん。私も含めて総勢9人の大所帯です。
Aさんご夫妻、Bさん、Fさんの4人は、昨日(金曜日)の朝早くからこちらに移動してきて、尾道周辺を観光。今日、東側(三原側)からJR呉線に入って、呉までやってこられました。
それ以外の4人は、今朝、東京を出発。新幹線の中でガンガン飲みながらやってきて、広島駅で乗り換え。西側(広島側)からJR呉線に乗って、ここまでやってきたのです。
呉線の両側から、それぞれ4人ずつが、その中間点に向かって走っていたというのがおもしろいですよねぇ。
みんなが新広駅に集結したのは午後3時半過ぎ。広交差点近くの、古くから続く広の町並みや、その中にある宣伝酒場「春駒」(まだ仕込み中)を見学したりしながら、ちょうど開店時刻の4時に「あわもり」に到着。のれんが出るのを待って、1番乗りで店内へと入ります。
「あわもり」の店内は、ちょっと変形したL字カウンターのみ20席ほど。カウンターの一番奥あたりだけが、カウンターの中にも二人ほどは入り込めるようになっていて、グループでやって来た場合は、カウンターの端っこを囲んでテーブル席風に使うことができるのです。今日は9人と大所帯なので、1番乗りでこの端っこの位置を目指したような次第です。
みなさんの第一の目的は「呉酒まつり」に参加して、呉の地酒や料理を楽しむことにあるのですが、せっかく呉に来てくれたのに、「あわもり」に立ち寄らないわけにはいきません。特に今日は倉嶋編集長もいらっしゃるので、ぜひこの店には来てもらいたかったのです。なにしろ、先ごろ発売された「古典酒場 Vol.9」に、ここ「あわもり」のことを書かせていただいたばかりですもんね。
皮や肝、すじ、玉ねぎ、ねぎま、いわしだんご等々、「あわもり」の名物をどんどん平らげていく面々。さすがですねぇ。朝から飲み続けていたとは思えないほどの吸い込みのよさを発揮されています。
「よ~し、それじゃ、いよいよ呉酒まつりに向かいますか!」
1時間半ほどのゼロ次会で席を立ちます。お勘定がひとり千円ほどずつなのが「あわもり」ならではですねぇ。どうもごちそうさま。
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