小腹がすいて、おでん … 屋台「一二三(ひふみ)」(呉)
「この前は悪かったの。外で飲んでもろうてのぉ」
満面の笑みで迎えてくれる女将さん。それだけで、ゆったりと温かい気持ちになります。それが、ここ「一二三」の人気の理由でもあるんでしょうね。豚足をはじめとする料理が美味しいことはもちろん大きな人気の理由ですが。
以前、「ひとり呑み - 大衆酒場の楽しみ」にも書いたとおり、私自身は酒場の雰囲気にどっぷりと浸りこむような『酒場浴(さかばよく)』的な過ごし方が大好き。ここ「一二三」のような、ふんわりと温かい雰囲気の酒場は、まさにその『酒場浴』にぴったりです。
「魚菜や」での呉酒まつりは午後8時半過ぎに予定どおり終了したものの、会が終わってから、主催者のひとりである「くれえばん」の木戸編集長も「魚菜や」にいらっしゃって、「魚菜や」の常連さんたちとともに、つい先ほど、日付けが変わることまでみんなでワイワイと飲んでいたのでした。
「(呉酒まつりは)明日もあるから、ボチボチと帰ろうね」
とみなさんと「魚菜や」の前で別れたものの、この時間になるとちょっと小腹がすいてきて、ひとりでフラフラと「一二三」にやって来たのでした。日付けが変わったこの時間帯でも、「一二三」の店内はほぼ満席。一番端っこにいた、いつもここでお会いする常連さんが、屋台の隅に置かれている椅子に移ってくれて、なんとか入れたのでした。
今日もまた焼酎(いいちこ)を水割り(400円)でもらって、つまみはおでんです。最初にもらったのは玉子とキンチャクです。「一二三」のおでんは、このキンチャクだけが150円で、あとは各種100円。たくさん飲んだお腹に、おでんのあったかさが心地いい。
さらには、ふんわりとやわらかく煮込まれた厚揚げ。おでんに入ってる豆腐や厚揚げはついつい注文してしまいますねぇ。
1時を回ると、締めのラーメンを食べ始めるお客さんが多くなります。
私も最後にスジ(牛筋)と大根をもらって、1時半頃に飲み終えます。お勘定は千円ほど。どうもごちそうさまでした。
さぁ、明日は「呉酒まつり」の二日目だ。楽しみ楽しみ。明日もたっぷりと飲むぞぉ~っ!
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